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ユイカの『すないぱー。』歌詞の意味を考察!片思いの女の子がキュンキュンする曲

2024年11月14日

ユイカの『すないぱー。』という曲が、2024年の秋になってTikTokを中心にヒットしています。

元々この曲は、2024年4月にリリースされた楽曲ですが、10月になって一気に注目を浴びています。

『すないぱー。』というタイトルだけではどのような世界観の曲なのかは想像がつかないかもしれませんが、ユイカさんは女子大学生で、これまでも女の子の甘酸っぱい恋愛感情を赤裸々に歌ってきたアーティストです。

それらを考えると、この『すないぱー。』というタイトルの意味が分かってくるかもしれません。

今回の楽曲の歌詞の意味は、ユイカさんならではのキュンとくる歌詞で、女性目線の曲ですが男性が聴いてもキュンと来る内容になっています。

そこで今回は、ユイカさんが歌う『すないぱー。』という楽曲について、歌詞の意味を考察していきたいと思います。

ユイカ『すないぱー。』歌詞の意味を考察!

ここからはユイカさんの歌詞の意味を考察していきたいと思います。

ちなみに『すないぱー。』とは「狙撃手」という意味。

距離が離れた場所から目的の相手を打ち抜く狙撃の名手のことを言います。

ユイカさんが描く狙撃手とはどのようなものになっているのでしょうか。

女の子目線の学校での一日

この曲は、主人公である女の子の学校での一日が描かれています。

一日が描かれるのは、学校生活の中での女の子心の中。

女の子には気になってる男の子がいて、完全な片思いをしている状態です。

少し離れた場所から、その男の子のことをずっと見てるのです。

学校に登校して男の子を見つけるところから始まる

歌詞では具体的な時間まで書いてあります。

学生時代を思い出すと、本当の登校時間に近かったり、2限目の途中だったりとわかりやすく、想像がしやすいです。

現役の学生の人たちからすれば、リアルな実体験と重ね合わせる事ができ、この細かい時間を書くというのはより感情移入しやすいしかけになっていると思います。

最初登校して男の子を発見するだけで幸せになり、それだけでテンションが上がっている様子が分かります。

その後大体2限目ぐらいの授業で、2人1組になって作業する「ペアワーク」があり、その男の子が違う女の子と作業をしているのをみて嫉妬している様子が描かれています。

この辺りは学生の時には男女ともに経験があることなのではないでしょうか。

これまでもこのような様子の楽曲というものは存在していましたが、ユイカさんが書く歌詞はすごく想像がしやすく、よくあるような言葉が並んではいますが、年齢が上の人でも昔を容易に思い出せるような、絶妙な描写になっていると思います。

1番のBメロの部分では、「ラスサビで手を繋いでるはずだったのに」と、女の子の学校での一日と『すないぱー。』という楽曲は女の子の一日を歌っているということをうまくリンクさせて歌っています。

サビでハートを打ち抜くスナイパーが登場する

サビに入ると「あい あい あい あい」「きゅん きゅん ぎゅん ぎゅん」といった耳にすぐに残るフレーズを散りばめながら、「あなたを撃ち抜いちゃえ」と、ハートを撃ち抜くスナイパーに女の子がなるといった歌詞になっています。

タイトルの「すないぱー。』直接歌詞の中には出て来ず、「あなたを撃ち抜いちゃえ」といったところに、スナイパーを登場させています。

2番は午後からの学校での男の子の様子を追う

2番に入ると、時間的には午後になり、昼食も食べ終えお腹が膨れて眠たそうな男の子の様子が描かれています。

眠たそうに授業を受けている様子さえも、主人公の女の子は愛おしく見つめています。

学校が終わる午後4時半、男の子は教室を出て、もう女の子にはどこに行ってしまったのか分からなくなってしまいます。

家に帰ったのか、部活に行ったのかは分かりませんが、ただの片思いではそれ以上追いかけていくこともできないようで、寂しそうにしている様子が伺えます。

その男の子とは、クラスのグループLINEで連絡先は分かるようですが、個人的に友達追加していないので、直接の連絡は難しいようです。

グループLINEで名前やちょっとしたトークを見ることだけができる、ちょっと嬉しくもちょっと切ない絶妙な距離感をうまく表していますね。

私は学生などとっくのとうに卒業した身ですし、学生の頃にグループLINEといったものも存在しませんでしたが、このちょっと切なくもきゅんとくる感じは想像できます。

最後に描かれる恋の事件でキュンとくる

2番も終わり、Cメロが来てラスサビが来ます。

ここで主人公の女の子と男の子の間にちょっとした事件が起こります。

女の子が一人で帰っている途中、道でつまづいて転んでしまいます。

そこに通りかかって「大丈夫?」と声をかけて手を差し伸べたのは、あの男の子です。

シチュエーションとしては、女の子としては恥ずかしい場面ですがそれでも嬉しいが勝ってしまっている状況でしょうか。

男の子の手を持って「ありがとう」とお礼を言うその姿は、きっと冷静を装っていることと思いますが、「急接近じゃん!」と浮足立っている歌詞もあり、最高にキュンキュンくる場面です。

そして最後に女の子は「これからがんばる」と前向きに進んでいきます。

このラスサビでは、1番のBメロであった「ラスサビで手を繋いでるはずだったのに」といった部分を見事に回収しています。

手を繋いでいるシチュエーションは想像とは違っていると思いますが、転んだところに手を差し伸べ、手を取り合っているラスサビのアイデアはすごいと思いました。

まとめ

今回は、シンガーソングライターのユイカさんが歌う『すないぱー。』という楽曲の歌詞の意味を考察しきました。

現役女子大学生ならではの、リアルなキュンキュンくるエピソードを、分かりやすく上手に書いた歌詞です。

同世代はもちろんそれ以上の年齢の方でも、若い頃を思い出して共感できる人は多いと思います。

ユイカさんは今作で7枚目のシングルとなりますが、今後ユイカさんの成長と共に、楽曲の歌詞の内容も成長していきそうな予感のする1曲でした。

『すないぱー。」は老若男女問わずキュンキュンを感じることができる楽曲だと思うので、是非聴いてみて下さい。

歌詞考察,音楽

Posted by p-s