『キャンディークッキーチョコレート』元ネタは?パクリと炎上も大ヒットのはろけるの名曲

「キャンディークッキーチョコレート」は、ボカロPのはろけるさんが作詞・作曲・イラスト・MVを手掛け、初音ミクと重音テトSVが歌唱する楽曲です。
2024年12月26日にYouTube、12月27日にニコニコ動画に投稿されました。
ポップで怪しいテンポの曲調と、独特な雰囲気のMVが特徴です。
MVには隠し要素も多く含まれていて、考察が盛り上がっています。
歌詞は、キャンディー、クッキー、チョコレートといったお菓子をテーマにした内容で、初音ミクと重音テトSVがかわいらしいダンスを踊るシーンが描かれています。
そんな『キャンディークッキーチョコレート』ですが、当初MVを見た人からは「channelさんのパクリだ」と炎上していました。
channelさんはボカロ界隈では有名な方なので、好きな人はキャンディークッキーチョコレートのMVを見ただけでピンとくるようです。
そこで今回は、はろけるさんの楽曲『キャンディークッキーチョコレート』がパクリと炎上したその理由や、元ネタがあるのかどうかを紹介します。

この記事の目次
『キャンディークッキーチョコレート』はなぜパクリと炎上した?

ここでは、『キャンディークッキーチョコレート』がパクリと炎上したのはなぜかを紹介したいと思います。
channelの『メズマライザー』の絵柄に似てる
はろけるさんの『キャンディークッキーチョコレート』ですが、channelさんの大ヒット曲『メズマライザー』の絵柄に似ており、そのことがパクリと言われ、炎上しているようです。
比較してみると
↑こちらがはろけるさんの『キャンディークッキーチョコレート』↑
↑こちらがchannelさんがMVを手掛けた、サツキさんの『メズマライザー』のMVの絵です。
このように見てみると確かに似ていますね。
初めて『キャンディークッキーチョコレート』のMVを見た人は「channelさんの新しい作品」だと勘違いした人も多いようです。
パクリだと言われてしまうのも分かりますし、炎上もやむを得ないように感じます。
はろけるなりのchannelのオマージュ
ただ、『キャンディークッキーチョコレート』のMVはパクリということではなく、はろけるさんなりのchannelさんへのリスペクトを込めたオマージュということのようです。
はろけるさんはchannelさんの大ファンです。
『キャンディークッキーチョコレート』のMVに関しては、channelさんのイラストを研究して作ったものだそうなので、channelさんの模倣という指摘は間違いないとはろけるさん本人も認めて謝罪しています。
またchannelさんから、「気にしていない」「むしろ自分のスタイルは簡単でボカロMVに向いていると思うので、もっと多くの人が使うべきだと思います」という返事ももらっているようです。
さらにchannelさんのからは「類似点に反感を持つ方の意見も無視できないと思いますので、オリジナルの作品を連想させるような構図は避けるようにうまく調整した方がいいかもしれませんね。今後の活躍を期待しています。頑張ってください」とのエールももらっているようです。
このようにはろけるさんとchannelさんのお互いの関係も良好のようですので、周りが「パクリだ」と炎上していても気にしていないように感じます。
ただ今回炎上してしまった理由としては、はろけるさんが『キャンディークッキーチョコレート』のリリース前に「映像担当の人がクッソ遅れているので先に進捗を公開します」といったXの投稿をしてしまったこともあります。
『キャンディークッキーチョコレート』の映像担当というのははろけるさん自身のことで、自虐的な内容の投稿のつもりだったようですが、この時は『キャンディークッキーチョコレート』の全貌がまだ分かっておらず、絵柄を見るとchannelさんの絵っぽかったため、キャンディークッキーチョコレートのMVの担当はchannelさんで、はろけるさんがchannelさんに批判的な投稿をしたと思った人もいたために、炎上したということもあるようです。
確かにこの投稿は勘違いする人がいてもおかしくはないですね。
パクリと炎上したとはいえ、『キャンディークッキーチョコレート』は1000万回再生を越える大ヒットとなっていて、これだけのヒットとなったからこその炎上だと思います。
MVの絵柄が似ていても、楽曲としての完成度の高さは紛れもなくはろけるさんの実力ですし、それは音楽配信サービスのランキングでも上位にランクインしていることで、証明されていると思います。
メズマライザーとは?
『キャンディークッキーチョコレート』が似てると指摘された「メズマライザー」は、サツキさんが作詞・作曲し、初音ミクと重音テトが歌唱する楽曲です。
2024年4月27日にリリースされ、サツキさんの1stアルバム『Circus’s Detail』に収録されています。
この楽曲は、アップテンポでポップな明るい曲調の中に狂気的なストーリーが展開される点が特徴です。
この楽曲は再生回数1億回という驚異のヒットなりました。
そしてこのミュージックビデオ(MV)を、イラストレーターのchannelさんがが手掛けました。
このMVは、ポップなモチーフから徐々に不穏な雰囲気へと変化し、最終的にはホラー要素が強調される構成となっていて、大変話題になりました。
特に終盤の初音ミクの表情は、ホラーゲーム『POPPY PLAYTIME』のキャラクター「HuggyWuggy」をモチーフにしていて、視覚的なインパクトが強い作品になっています。
channelさんは、イラストレーターとして活動していて、MV制作やイラスト作品の発表など、多岐にわたる創作活動を行っています。
『メズマライザー』のMV制作は、channelさんにとって初めてのVOCALOIDオリジナル曲の映像制作となりました。
また、channel氏はpixivなどのプラットフォームで作品を公開していて、独特の作風と高い技術力で多くのファンがいます。

メズマライザー

キャンディークッキーチョコレート (feat. 初音ミク & 重音テト)
まとめ

今回ははろけるさんの楽曲『キャンディークッキーチョコレート』がパクリと炎上した理由や、元ネタはあるのかといったことを紹介してきました。
『キャンディークッキーチョコレート』のMVの絵柄は、はろけるさんが、channelさんの絵柄を研究して制作したものであるために、channelさんが手がけた『メズマライザー』のパクリだと炎上したようです。
この件に感じては、似てしまったことをはろけるさんも謝罪し、channelさんからも「気にしていない」という返事をもらっています。
お互いの間で解決済みとなっていますが、『キャンディークッキーチョコレート』の元ネタは?という疑問を持っている人もいるようで、その人たちの質問に答えるとすると、元ネタは『メズマライザー』といっても間違いではないかもしれません。
いずれにしてもはろけるさんの才能には脱帽ですし、『キャンディークッキーチョコレート』のような名曲は今後も聞き継がれていくのではないかと思います。
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