マカロニえんぴつ『ミスターブルースカイ』歌詞の意味を考察!ポジティブな失恋ソング

マカロニえんぴつの『ミスターブルースカイ』は、2017年に発売された『CHOSYOKU』というアルバムに収録されていた楽曲です。

マカロニえんぴつの初期の楽曲でありながら、今でも人気のある名曲で、2024年にはTikTokなどでよく使われ再び注目を浴びました。
私も最近改めて聴いて、またハマって何度も聴いています。
メロディやトラックもどこか切なさが表現されていてよく、聴いているとじわーっと優しい気持ちになります。
そしてやはりマカロニえんぴつと言えば歌詞です。
歌詞の内容はいろいろな捉え方が出来そうですが、大きく失恋ソングと捉えることができる楽曲だと思います。
そこで今回は、マカロニえんぴつの『ミスターブルースカイ』の歌詞の意味を考察していきたいと思います。

この記事の目次
マカロニえんぴつ『ミスターブルースカイ』歌詞の意味を考察

ここからは、マカロニえんぴつ楽曲『ミスターブルースカイ』の歌詞の意味を考察していきたいと思います。
猿も木から落ちるで始まる人の性を表現
「猿も木から落ちる」「正義は平気で噓をつく」といった表現から始まります。
誰だってミスや過ちは犯すという例えで、嘘をつかなさそうに見えても平気で嘘は誰でもつくし、それが人なんだと歌っています。
「素通りしないでね」というところは、見過ごすのではなく、そういった事実にきちんと向き合っていこうと話しているのだと思います。
「あればあるで邪魔」からの部分は、付き合っている二人の関係性を表現していると思います。
付き合ってというのも付き合いはじめではなく、長い月日を付き合っている二人のことを指していて、ずーっといつも一緒にいたいかというとそうではなく、邪魔な時もある。
一人の時間が欲しかったり自由な時間がほしいと思ってしまう。
でも居なかったら居なかったで不満に感じ、寂しかったりするという、長く付き合っているからこそ感じるちょっとわがままな感情を表現しています。
好きなんだけど100%相手のすべてを好きになれるわけでもないというところが、「骨まで愛せない」という表現になっていて、たまには抱き合っていたいけど変に相手のことを疑ってしまったりもするという、付き合っている人のあるあるを歌っているように感じますね。
今回のマカロニえんぴつの楽曲はそういう歌であり、またこの歌の主人公は日頃からそういう歌を聴いているというところで「風に揺れるメロウ」という歌詞になっているのかなと思います。

言葉足らずでごめんとあくびの意味
1番のBメロでは「言葉足らずでごめんな」とあり、その後あくびの向こうで探してくれと続きます。
この2文ですが、付き合っている二人が別れそうになっている状況の時に、この曲の主人公が強がっているという状態を表現しているのではないかと思います。
あくびは涙を流している時にごまかすためにしたものであり、泣いているんだけど相手にはその理由を強がって言わない。
だから「言葉足らずでごめんな」と表現しているのだと思います。
続くサビで「泣いているのは」という歌詞が出てくるので、そこまで読み取ると別れ話の時に男の方が泣いているという情景が思い浮かんでくると思います。
泣いているのは君のせいではなく夜のせい
サビに入ると、この曲の主人公が泣いているということがはっきりと分かります。
別れ話の時に泣いているけど、君のせいで泣いているのではないと歌っています。
これは男の強がりともとれますが、ここに至るまでの自分の情けなさを後悔したり、これまでの楽しかった思い出を思い出してしまったりといったことから泣いてしまっているとも考えることができます。
今の状況や泣いている理由は君じゃないから、でも何が原因とも言えないから夜のせいにしてしまおうと、ちょっと話をはぐらかしている感じを表現しているようにも思います。
また「泣いてみた」と言っているところも、強がっている様子が伺えますよね。
夜というと暗く、いろいろ考えてマイナスな感情に引っ張られてしまう時間帯でもあると思います。
そういった歌の登場人物の今の感情を表現するためにも、夜のせいと歌った理由になるかもしれません。
その後、夜とは真逆の「ブルースカイ」が出て来ます。
夜が暗く悲しい感情を表現しているのであれば、ブルースカイはその反対のすっきりと晴れやかな気分を表しているのだと思います。
今の時点ではそういった気持ちにまでは至っておらず、「届いてない」という歌詞になっているようです。

去る者には追われるのが当たり前と別れた後を歌う2番
2番に入ると「去る者には追われてナンボ」とあります。
別れた後、相手に未練があり復縁を迫られるといったような状況を表しているのではないかなと思います。
「ナンボ」とついているのは、去る者は追われて当たり前、別れた後はしばらくはまた付き合いたくなるのが当たり前ということだと思います。
この曲の主人公が、今までそういった経験ばがりしてきたからそのように言えるのでしょうね。
もう顔も見たくないといった最悪の別れ方をしてこなかったのかもしれません。
合わすべくはテンポだというのは、お互い別れたらもうくっつかないよという考えを合わせるということ、距離感をきちんと保とうということかなと思います。
この「テンポ」が乱れると、別れた後に問題が生じて尾を引くことになってしまいそうですからね。
「あなたに求めたのは情熱だけ」といったところは、最初付き合うきっかけになった理由を歌い、別れの理由としているのだと思います。
そういった衝動的な気持ちで好きになって付き合っただけなのだから、別れても当たり前なんだよと言っているようですが、1番からここまで聴いてくると、この言葉も男の強がりなんじゃないかと感じてしまいますね。
ただ、恋愛としての熱が冷めてしまったという状況ではあるのだと思います。
答えあわせとあくびの意味
答え合わせというのは、別れることになってしまったのはなぜかを考えている、別れ話をしている状況を表現しているのだと思います。
あくびをする意味というのは泣いている意味ということ。
相手には、この歌の主人公が泣いているのをあくびでごまかしているということがバレているのでしょうね。
2番のサビで別れに踏み出しきれない葛藤を表現
2番のサビでも、泣いているのは君のせいじゃないと歌いますが、その後で「捨てきれないの何でだ」と歌っています。
2番のAメロで「求めたのは情熱だけ」「叶わぬ夢だけ」と歌っていて、それだけで付き合い始めたのだからすぐに別れればいいのに別れることが出来ないのはなんでなんだと、自問自答しています。
付き合っているうちに、付き合っている理由がそれだけではなくなってしまったということ、思った以上に今までの楽しい思い出が大切になってしまい、自分の中で重たくのしかかり、簡単に捨てることができなくなったしまっている状態なのではないかと思います。
自問自答する状態を、「ブルースカイ」に尋ねるといった表現になっていますが、「聞こえてない」、つまり分からないようです。
Cメロで本音がこぼれてくる切なさ
「染まりたくはない」というのは今まで付き合って一緒にいた暮らしに染まりたくはないということ。
もう戻ることはない暮らしだけど、付き合って一緒にいた暮らしがちょっと好きだと思い返しています。
「あるはあるで邪魔」と歌ってはいましたが、いざ失うとなるといい思い出ばかりが思い返されるのではないでしょうか。
あの頃に戻りたいと思ってしまう自分がいて、そうなりたくはないしなってはいけないという気持ちが「染まりたくはない」という表現になっているのだと思います。
「昨日と僕を素通りスルー」とあり、昨日と歌っているので、1番、2番まで歌っていた別れ話をしている時から日が変わって、Cメロでは一人になっている状況だと思います。
都会の足音とは、昨日別れ話という、自分にとっては大きな出来事があったものの、世の中は変わらずに動いていて、悲しいことがあった歌の主人公のことはお構いなしにみんな普段の生活をしている。
主人公は1人、もぬけの殻になっている状態を表現しているのだと思います。
「通り雨降る」「止んで流れる」という部分は、主人公の感情の波を表現しているのかなと思います。
悲しい感情が押し寄せてひょっとしたら泣いているのかもしれませんが、落ち着いてその感情が一旦流れて消える。
でもなくなってしまうと寂しくて、悲しいことなのにまたその悲しい感情を思い起こしてしまうという、1人になってしまった現在の状況を受け入れられなくて苦しんでいるのが分かります。
「モノクロの庭で戯け合ったのも幻になれ」とは、過去に幸せで楽しかった思い出を思い出して苦しくなってしまうのなら、なかったことにしてくれと言っているのだと思います。
サヨナラグッバイから少しポジティブに
ラストのサビでは、自分の中で別れ話をしっかり受け入れて次に向かって元気に進んでいくというところまでには至ってはいないですが、まだ悲しいけどとりあえず今日のところはこれで終わり。
明日もまだ悲しい思いは残っているかもしれないけど、とりあえず明日また生きていこうと少し前向きになれている状態を表現しています。
サヨナラしたという悲しい事実に「グッバイ」とまだ少し強がりが残っていますが、前に進むためにはその事実を受け止めていかなければならないと言い聞かせているように感じます。
「笑ってスカイハイ」も強がりが混ざってはいるように感じますが、嘘でも笑って入れば心は晴れてくるだろうと、やはり自分に言い聞かせているようです。
そもそも強がって自分にそう言い聞かせることすらもできないくらい、別れた後は悲しんでいたので、ここまで来れただけでも進歩だと思います。
最後にも「捨てきれないの何でだ」と、まだ引きずっていることは分かりますが、「ブルースカイ いつか届け」と、とりあえず前に進んでいれば、悲しい気持ちから解放されて、青空のように気持ちが晴れ渡る日がいつか来るだろう、という思いが込められています。

まとめ

今回はマカロニえんぴつの楽曲『ミスターブルースカイ』の歌詞の意味を考察してきました。
別れから来る切ない気持ちとの葛藤から、少しだけ前に進んだ状況を、様々な例えを使いながら表現されている名曲ですね。
いつになっても聴き継がれる曲だと思いました。








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