弾きこもりの歌詞の意味を考察!AKASAKIが歌う真面目ぶった音楽に嫌気が差した歌

2024年に入って、弾きこもりという楽曲が徐々に注目を浴び始めています。
弾きこもりはシンガーソングライターのAKASAKIさんが、2024年4月に配信リリースした曲です。
まだ高校生のAKASAKIさんですが、大人っぽい渋い曲と声がかっこよく、SNSを中心に広まり始めています。
弾きこもりというタイトルからしてすごく興味をそそられる曲ですが、高校生のAKASAKIさんが書いた歌詞の内容も気になるところです。
『弾きこもり』というタイトルの持つ意味は、歌詞の中にどのようにして表現されているのでしょうか。
歌詞の意味を一つ一つ考察していくと、曲全体の持つ魅力も再発見できます。
そこで今回は、AKASAKIさんが歌う弾きこもりという楽曲の歌詞の意味を考察していきます。
この記事の目次
弾きこもりの歌詞の意味を考察

ここからは、弾きこもりの歌詞の意味を考察していきます。
真面目ぶった音楽に嫌気が差した歌
弾きこもりは出だしがサビになります。
落ち着いた出だしなので、最初は出だしがAメロだと思っいましたが、聴き進めていくうちに最初の「真面目ぶった音楽に嫌気が差したんだ」という歌詞が何度も繰り返し出てくるので、ここがサビだとあとで気が付きました。
そして何といってもこの出だしの部分が一番のパンチラインで、印象に残るかっこいい部分です。
「真面目ぶった音楽」というのは、世の中にたくさんあるヒット曲のことを指しているようです。
世の中のヒット曲に嫌気が差した、飽き飽きしたという意味で、自分が描く理想の音楽に向けて音楽を作っているという思いを歌詞にしていると分かります。
自分のやりたい音楽ではなく、世の中に受け入れられるような音楽を作っていくと、とても安っぽい音楽になってしまい、そういった現状も嘆いているようです。
またそれらの音楽についてあーでもないのーでもないと素人のリスナーが音楽を評価していることも好きではないみたいで、「鬱陶しい」と歌っています。
途中で「拝啓、少年よ」と語りかけるように歌う部分があります。
この少年はおそらくAKASAKIさん本人で、自分に対して自問自答しているのではないかと思われます。
世の中で流行っている音楽は嫌だど思うのに、自分が作りたい音楽が何なのか、自分はどんな音楽を今作っているのかを問いながら苦悩しているように感じます。
このように今のヒットしている音楽業界の現状を嘆きながらも、自分で作る音楽はどこを目指すのか、そういった葛藤が最初の歌詞から読み取れます。
『弾きこもり』の意味が強い後半
曲の後半も前半と同じような世界観の歌詞が続きます。
ただ後半の歌詞の方が、タイトルの『弾きこもり』と『引きこもり』をかけたより強い内容になっている部分があります。
「暗い 苦い 今何曜日」という部分は、音楽づくりに没頭して部屋の中から全く出てきていない様子が鮮明に描かれています。
今は部屋でパソコンを前に一人で音楽が作れる時代ですので、自分の部屋で、時間を忘れて音楽づくりをひたすらしている様子を表していると思われます。
この歌詞だけを見るとあまりいい状況ではないように感じますが、その次にある「味が染みた毎日」というところで、部屋に閉じこもって暗い部屋の中で音楽制作をしている状態は、本人にとっては充実感があると思っていることが分かります。
AKASAKIさん自体、音楽を始めたのは16歳からだそうで、弾きこもりはその1年後の17歳の時にリリースしています。
始めたばかりで熱中している今だからこそ、音楽制作が楽しく、新しい発見もあり、楽しい毎日なんじゃないかなと感じます。
弾きこもりという歌詞は出てこない
曲の中で、タイトルにある弾きこもりという言葉は歌詞の中に出て来ません。
また、引きこもりという言葉も出て来ません。
曲全体の歌詞の印象からつけたタイトルのようです。
ただ歌詞を読み取っていると、このタイトルはピッタリだと感じますし、造語ではありますがとてもセンスがあるいいタイトルだと感じます。
まとめ

今回は、AKASAKIさんが歌うヒット曲『弾きこもり』の歌詞の意味を考察しました。
弾きこもりは、現代のあふれるヒット曲に嫌気が差し、自分の理想の音楽を追い求めて苦悩しながら部屋に引きこもって音楽を制作している様子が描かれています。
この歌詞を書いたAKASAKIさんがまだ高校生ということに驚かされますし、最近では自分で質の高い音楽を作り発表する場があり、才能ある若い人がどんどん出ていていることが楽しみでなりません。
AKASAKIさんは弾きこもりの後も、新曲を出しており、今後の活躍も楽しみです。
まだ弾きこもりを聴いたことがない人も多いかと思うので、まずは今リリースされている『弾きこもり』を聴いて楽しみましょう。








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