柿崎ユウタ『月が綺麗ねと言われたい!』歌詞の意味を考察!「君の目の先~」が印象的な曲

柿崎ユウタさんの楽曲『月が綺麗ねと言われたい!』は、2026年1月30日にリリースされました。

柿崎ユウタさんという名前はまだあまり知らない人もいるかもしれませんが、2000年生まれのシンガーソングライターです。
「カサザキ」という名前で、ボカロPとしても活躍しています。
あまりまだ情報のないアーティストですが、静かに人気は高まっているようで、今回の『月が綺麗ねと言われたい!』もリリースと共にかなり話題となっています。
今回はそんな柿崎ユウタさんの楽曲『月が綺麗ねと言われたい!』の歌詞の意味を考察していきます。

この記事の目次
柿崎ユウタ『月が綺麗ねと言われたい!』歌詞の意味を考察

ここからは、柿崎ユウタさんの楽曲『月が綺麗ねと言われたい!』の歌詞の意味を考察していきます。
本命じゃないとわかっている恋
センチメンタル 嫌になる 悲しみの君の言葉遊び 君の口から出る感情の裏返しが全部私
ここは相手の言葉に振り回される恋心が描かれています。
センチメンタル 嫌になる
→ 自分が感傷的になっていること自体が苦しいし、恋してるからこそ、ちょっとした言葉で一喜一憂してしまう。
悲しみの君の言葉遊び
→ 君は本心をそのまま言わず、冗談や曖昧な言い方で感情を隠すタイプで、それを「遊び」と感じてしまうほど、受け取る側は苦しい。
感情の裏返しが全部私
→ 君が素直になれない分、その裏側の想いを 全部自分が背負ってしまっている感覚で、 「本当はこう思ってるんでしょ?」と察してしまう側の痛みが感じられます。
花占いでもやってみようかな 好き?嫌い?好き?嫌い? 君占いなら私はずっと 嫌い、嫌い、でも、、、、、好き♡
ここは一気に少女的で不安定な恋心が前に出ます。
花占い=理屈じゃなく、運や偶然にすがりたい心境
→ 相手の気持ちが読めなすぎて、もう占いに頼るしかない気持ちです。
君占いなら私はずっと 嫌い、嫌い、でも好き
→ 君の態度を「占う」と、冷たい言動ばかり=嫌い判定が続くますが、それでも最後に残るのは「好き」。
♡がつくことで、自分でもどうしようもない恋の矛盾が可視化されています。
月が綺麗ねと言われたい! 君の目の先 ずっと私でいたい 月が綺麗ねが私じゃないから なら今夜だけ
「月が綺麗ですね」は、夏目漱石の有名な逸話から「愛してる」の婉曲表現です。
つまりここは 「はっきり愛してるって言われたい」 「遠回しでもいいから、私を選んでほしい」 という切実な願いが感じられます。
君の目の先 ずっと私でいたい → 一瞬じゃなく、 「今夜だけの存在」じゃなく、 君の未来に映る人でいたいと思っています。
ただもう薄々わかっていて、 その「月が綺麗ね」を本当に言いたい相手は私じゃない。
それでも、 「それならせめて今夜だけは私を見て」 という、 一歩引いた覚悟と、消えない未練が感じられる歌詞です。
月が綺麗ねと言われたい! 私の隣 そっと囁かれたい 月が綺麗ねが私じゃないから なら今夜だけ
堂々とじゃなくていい、大きな愛の言葉じゃなくていい。
そっと= 公に選ばれなくてもいいから、一瞬でも恋人みたいに扱ってほしいと願っています。

それでも消えない「好き」
ロマンティックな夢を見る 君なりの最の愛の形? 同じ色 交わらない 恋は言わなければ無いと同じ
ここは価値観のズレと、言葉にされない関係性が見えます。
ロマンティックな夢を見る
→ 語り手(私)は「ちゃんと愛される未来」を想像してしまうタイプ。
君なりの最の愛の形?
→ 君は君なりに大事にしているつもりかもしれないけど、それは、私が欲しい愛の形とは違う。
同じ色 交わらない
→ 惹かれ合っているのに、気持ちの温度・覚悟・立場が混ざらない、並んではいるけど、重ならない色。
恋は言わなければ無いと同じ
→ どれだけ想っていても、 言葉にされなければ「存在しない恋」、曖昧な優しさは、証明にならない。
「月の夜に咲く一輪の花みたいね」 君を見て書いた句は いつもいつでも字余り 私みたいだね
月の夜に咲く一輪の花
→ 静かで、目立たなくて、でも確かに美しい存在=君。
その君を想って詠んだ句が「字余り」
→ 想いが多すぎて、五七五に収まらない=気持ちが溢れてしまう。
私みたいだね
→ この恋そのものが字余りで、正しい形に収まらない、 余計な想いを抱えた存在が「私」。
花占いでもやってみようかな 好き?嫌い?好き?嫌い? 君占いなら私はずっと 嫌い、嫌い、でも、、、、、好き♡ 月が綺麗ねと言われたい! 君の目の先ずっと私でいたい 月が綺麗ねが私じゃないから なら今夜だけ 月が綺麗ねと言われたい! 私の隣 そっと囁かれたい 月が綺麗ねが私じゃないから なら今夜だけ 月が綺麗ねと言われたい! 君の目の先ずっと私でいたい 月が綺麗ねが私じゃないから なら今夜だけ 月が綺麗ねと言われたい! 私の隣 そっと囁かれたい 月が綺麗ねが私じゃないから なら今夜だけ 愛してみてね?
ここは前半と同じでも、意味合いが少し変わっています。
最初は「不安」だった花占いが、ここではもう答えを知った上での確認作業です。
嫌い、嫌い、と出続けるのに、それでも最後は「好き♡」
傷つくと分かっていても、気持ちは変えられないという自己認識になっています。
「月が綺麗ねと言われたい!〜なら今夜だけ」
と繰り返されることで、この願いはだんだん切実さから諦めに近づいていきます。
「ずっと私でいたい」
→ 本音・理想。
「私じゃないから なら今夜だけ」
→ 現実との折り合い。
この往復が、この恋が長く続いてしまう理由にもなっています。
最後に「愛してみてね?」と、命令でも、お願いでもなく、試していいよ、失敗しても責めないよという低い姿勢が感じられます。
本気になってくれなくてもいい、でも、少しでいいから私を恋人みたいに扱ってほしいという、自尊心を削って差し出した愛でもあります。

まとめ

今回は、柿崎ユウタさんの楽曲『月が綺麗ねと言われたい!』の歌詞の意味を考察してきました。
『月が綺麗ねと言われたい!』は、「月が綺麗ね」と言われる資格が欲しかった人の歌になっています。
言葉にされない愛への違和感
想いが多すぎて形にできない自分
本命じゃないと分かっている自覚
それでも消えない「好き」
が、静かに、でも確実に追い詰めてくる構成になっていて、楽曲の素晴らしさも相まって少し切ない楽曲になっていますね。








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