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優里『世界が終わりました』歌詞の意味を考察!ドラマ「再会~Silent Truth~」主題歌

優里さんの楽曲『世界が終わりました』は、2026年1月14日にリリースされました。

この楽曲はドラマ"再会~Silent Truth~"の主題歌となっています。

優里さんがドラマの主題歌を担当するのは、『ベテルギウス』以来4年ぶりとのこと。

何となくもっとドラマの主題歌を担当していそうなイメージがあったので、ちょっと意外でしたね。

今回はそんな優里さんの楽曲『世界が終わりました』の歌詞の意味を考察していきます。

優里『世界が終わりました』歌詞の意味を考察

ここからは、優里さんの楽曲『世界が終わりました』の歌詞の意味を考察していきます。

終わった世界とは

世界が終わりました 世界が終わりました 嗚呼 もうね 働かなくていいし 満員電車もない ねぇ いいでしょう

ここで言う“世界”は、物理的な地球の終焉というより、主人公が生きてきた現実社会・日常・価値観そのものを指していると読めます。

働かなければならない

満員電車に乗らなければならない

寒さや空腹、痛みに耐えなければならない

頑張ること、我慢することを求められる

そうした「生きるための前提」がすべて崩壊した=世界が終わった、という感覚です。

現代社会における“苦しさの象徴”をあえて具体的に挙げることで、世界が終わる=苦しみが消えるという意味を強調しています。

寒さに震える事もないし お腹が空く事もない 身体も痛まないし なにも頑張らなくてもいい 何一つ耐えなくてもいい

肉体的な苦痛すら存在しない状態です。

死後の世界

何も感じなくなった心

精神が限界を超えた“無痛状態”

いずれとも解釈できますが、共通しているのは「生きているからこそ避けられない痛み」からの解放です。

“生きる希望”として語られがちな、頑張ること、耐えることが、ここでは苦しみの原因として否定されています。

「頑張らなくていい世界」を、「世界が終わった状態」でしか想像できないほど、生に疲れ切っていると読み取れます。

「生きたい理由」を失っていた

ただひとつ ただひとつ 心に残る事は 君が居ない 君が居ない そんな単純な事で 気付いてしまった 気付いてしまった この世界の全て 森羅万象 よりも君が 大事だってこと

世界が終わり、苦しみも義務も痛みも消えたはずなのに、一つだけ消えずに残ってしまった感情がある。

それは「君がいない」

世界がないから辛いのではない、生きる意味がなくなったからでもない、世界の崩壊よりも「君の不在」のほうが心にとってははるかに重大だと歌っています。

“しまった”という表現から、

本当は気付きたくなかった

もっと早く分かるべきだった

でも、もう遅いかもしれない

そんな後悔と不可逆性がにじみます。

世界が終わった“あと”で気付いてしまったからこそ、その事実はより残酷です。

「森羅万象」は、宇宙、自然、社会、命、価値、意味――存在するすべてを指す言葉です。

それらをすべて含めた“世界”よりも、たった一人の「君」のほうが大事だった。

世界があるかどうかより、生きる意味があるかどうかより「君がいるかどうか」だけが、主人公にとっての“世界”だったという告白です。

自己消失の論理

世界が終わりました 世界が終わりました 嗚呼 もうね 見た目も気にしないし 責められる事もない ねぇ いいでしょう

評価されること・比べられることからの解放が描かれています。

見た目を気にする

他人の視線を恐れる

失敗して責められる

こうした“常に誰かに見られている感覚”は、これまでの主人公を追い詰めてきたことが分かります。

自分を愛せなくて泣くことも 悲しませることもない 心も痛まないし 期待に応えなくてもいい 誰一人苦しまないよ

自分を好きになれない

自己肯定感の低さに苦しむ

「こんな自分じゃだめだ」と責め続ける

世界が終われば、“自分を愛せない自分”すら責めなくていいという皮肉な安らぎが生まれます。

誰かを傷つけてしまう不安と自分の心が傷つくことの両方も消えています。

期待を裏切って誰かを悲しませる

それを自分が引きずって苦しむ

そうした“感情の連鎖”そのものが、世界の終わりによって断ち切られています。

自分が存在することで、誰かを失望させ、苦しませている

主人公はそのように思い込んでいます。

だからこそ「自分がいなくなれば、誰も苦しまない」という結論にたどり着いてしまうのです。

“愛”によって現実へ

ただひとつ ただひとつ 心に残る事は 君が居ない 君が居ない そんな単純な事で 戻りたいって 帰りたいって この世界を好きと言える光 それは君が 大事だってこと

世界がつらかった理由も、、世界が空っぽに感じる理由も、結局は 「君がいない」 という一点に収束します。

世界の価値は“出来事”や“環境”ではなく、誰とそこにいるかで決まるという真理です。

これまでの主人公は、終わってしまった世界、苦しみのない場所に安らぎを見ていました。

しかし苦しみがあっても、痛みがあっても、「君がいる世界」に戻りたいと願っている。

「帰りたい」という言葉には、その世界が本来自分の居場所だったという実感が込められています。

そして“世界”は、もはや重荷ではなく、働くこと、傷つくこと、期待されること

それらを含んだ現実の世界を、「好きだ」と言える理由=光が現れます。

世界を好きになれた理由

生きたいと思えた理由

戻りたいと願えた理由

すべては「君が大事だ」という感情だったと歌っています。

完全に反転する瞬間

心が傷んだっていい 押し潰されそうだって構わない 自分を愛せなくてもいい 君が居る世界で感じる全てが 君を光らせていたんだね

これまでの歌詞と真逆の歌詞が並びます。

傷つかない世界、苦しまない世界を求めていた主人公は、今は

傷ついてもいい

潰されそうでもいい

と、痛みを引き受けて生きる覚悟が示されています。

苦しみがなくなることよりも、君がいる世界を生きることの方が大切と歌っています。

自分を好きになれない

自己肯定感が低い

それでもいい

完璧に立ち直る必要はない。

“自分を愛せなくても、生きていい理由”が見つかったということです。

喜びも

苦しみも

涙も

絶望も

すべての感情が、君の存在を照らしていた。

世界が辛かったからこそ、君の優しさや大切さが、より強く光って見えた。

つまり、世界は君を輝かせるために存在していたという、極めて個人的で切実な真理です。

ただひとつ ただひとつ 守りたいものがあって 君が居る 君が居る そんな単純な世界で 血液全部 細胞全部 0から始まった 森羅万象 君は僕の 神様だね

世界は複雑で、理不尽で、残酷だけれど、主人公にとっての世界の定義は、もう一つだけ。

君がいるか、いないか

それだけで世界の価値が決まる。単純だけど、揺るがない世界観です。

血液

細胞

命の始まり

この世界のすべて

それらが「0から始まった」と表現されるのは、君に出会って初めて、世界が“始まった”感覚を示しています。

この「神様」は、

生きる意味を与えてくれた存在

世界を肯定できる理由

絶望から現実へ引き戻した存在

という意味での“神”です。

世界が終わったと思った瞬間にも、世界を生き直そうと思えた理由——それが「君」だったと歌っています。

まとめ

今回は優里さんの楽曲『世界が終わりました』の歌詞の意味を考察してきました。

「世界が終わりました」は、生きることを諦めかけた心の物語であり、それでも“誰か一人”によって世界が再び始まる物語となっています。

歌詞がやはり魅力的な優里さんの楽曲。

ドラマと一緒に楽しみたいと思います。

歌詞考察,音楽

Posted by p-s