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I wonderの歌詞の意味を考察!「音が止まった色が変わった」が印象的な曲

2024年6月26日

2024年度に入り、Da-iCEが歌う『I wonder』が話題を呼んでいます。

この曲はTBS系火曜ドラマ「くるり~誰が私と恋をした?~」の主題歌となっていて、ドラマも面白く人気がありましたが、主題歌の『I wonder』も同じくヒットしました。

ドラマはもう終わってしまいましたが、『I wonder』の人気はいまだ衰えることを知りません。

これだけヒットしている理由としては、ドラマの主題歌という理由以外にも曲自体の魅力が素晴らしいということにあると思います。

今回のようにドラマの主題歌になっていなくても、タイアップが何も付いていなくてもヒットしたのではないでしょうか。

印象的なイントロで一気に意識を持っていかれ、その後のAメロやサビのメロディも完璧な仕上がりとなっています。

ダンスもかわいらしくて見ていて楽しく、どんな曲といわれたら、とてもハッピーな印象の曲となっていますが、タイトルや歌詞の内容、曲自体の意味はどのようなものがあるのでしょうか。

直感的に感じた魅力以上に、この曲を深く掘り起こしていくと、より『I wonder』の世界にハマることは間違いありません。

そこで今回はDa-iCEが歌う『I wonder』はどんな曲なのかを、タイトルや歌詞の内容から曲の意味を考察していきたいと思います。

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Da-iCEが歌うI wonderの歌詞の意味を考察

今回取り上げた『I wonder』という曲ですが、どんな曲?と言われたら「自分探し」と「未来探し」の曲といえると思います。

タイトルの『I wonder』の意味

「I wonder」という英語は、「wonder」単体だと「驚き」「脅威」といった意味になり、「I wonder」で「私は驚いている」という意味でも使えますが、「~かな」「~だろう」というニュアンスの意味にもなります。

先程あげたように、今回の曲は「自分探し」「未来探し」の曲といったイメージがあるので、まだ答えが見つかっていない状態の主人公が「これでいいのかな」「本当の自分はこんな感じかな」と探りながら彷徨っている様子をタイトルで表現しているのではないかと思います。

「音が止まった色が変わった」で始まる歌詞

何といってもこの曲は、歌詞もメロディもイントロが印象的です。

曲が流れた瞬間「音が止まった」と歌っているところがとても面白いですが、イントロのところで、ドラマの「くるり~誰が私と恋をした?~」の内容とリンクした歌詞になっています。

ドラマは主人公が事故で記憶を失い、プレゼント用の指輪を持っていたことは覚えていたが、それを誰に贈る予定だったかわからなくなり、恋の相手と本当の自分を探すといった内容です。

曲のイントロ部分ではそんな主人公の現状とこれからの未来に対する気持ちを表現しています。

ただドラマを見ていなくても、今の自分の現状でいんだろうか、これからどのような未来を歩めばいいのだろうかといった人の気持ちを歌っていて、ドラマを見ていなくてもこの曲に冒頭から入り込みやすい歌詞になっています。

その後のAメロやBメロでは、過去に歩んできた道のりを振り返り、様々な分かれ道があったことを思い返して、その分かれ道で本当の自分を隠して八方美人でやり過ごしてきたことに気づきます。

八方美人が当たり前になってしまって、本当の自分ってどんな人間だっただろうと分からなくなってしまい、本当の自分がどんな人間だったのかを理解できればもっときらめく愛おしい未来が待っているはずだと悩んでいます。

サビでは『色』を使って今や未来の自分の人生を表現しています。

何者か分かっていない自分現在を透明なキャンパスと表現し、手探りでよく分からない今を彩る色もニュアンスカラー(いろいろな色が混ざったようなはっきりしない色)で、本当の自分探しを表現しています。

そしてもう八方美人ではなく素直な自分の色で、本当の自分を描いていくといった前向きな思いを感じ取ることが出来ます。

最後のサビに向かう前に、様々な色を透明なキャンパスに描いて、まだ本当の自分が見つかっていない苦悩が表現されています。

しかし、その苦悩で流した涙も無駄ではなく、いずれ虹色に変わるからあきらめないでといったメッセージが込められているように感じます。

そして最後のサビに向かい、ラストはイントロのメロディに戻ります。

歌詞の内容からはまだはっきりと本当の自分が見つかってはいないようですが、気持ちがかなり前向きに変化していることが分かります。

今の現状はまだ変わっていなくても、未来への希望や期待が膨らみ、不安が取り除かれて前に進んでいく主人公が描かれています。

Da-iCEのI wonderはダンスでも曲の意味が表現されている

Da-iCEはダンスパフォーマンスグループなので、もちろん曲の意味はダンスでも表現されています。

ダンスは終始楽しそうな雰囲気で表現されており、「wonder」の驚きの部分がよく出てきているように思います。

前向きに歩んでいく踊りと、後はメンバー全員が仲良さそうに踊っているところが印象的です。

「sha la la la~」の部分なんかは特に、メンバー同士肩をとりながら楽しそうに踊っています。

ダンス全体としてはかっこいいよいうよりもかわいらしく、不安よりも華やかなイメージを膨らませているように感じました。

まとめ

今回は、Da-iCEが歌うI wonderは一体どのような曲なのかといったことを、タイトルや歌詞の内容から曲全体の意味を考察していきました。

曲自体は約2分45秒と短めですが、1曲を通して「自分探し」「未来探し」を上手く表現されている曲だと思いました。

Da-iCEはこれまでも『CITRUS』や『スターマイン』といったヒット曲を生み出してきましたが、そういった今までの曲とはちょっと違った雰囲気の曲になっています。

それでも『I wonder』はヒットし、Da-iCEの新たなヒット曲の1つとなりました。

これは、Da-iCEの才能を感じざるを得ませんし、新しい一面を作ることができた大きな1曲だと思います。

タイトルや歌詞から読み取れる不安と前向きなメッセージは、聴く人の背中を押してくれる応援ソングともとれるでしょう。

サッと聴いていい曲だとすぐに感じることが出来ますが、タイトルや歌詞の内容から曲の意味を考察することで、より深くハマることのできる曲だと思います。

ダンスを見るとさらにハマること間違いなしです。

是非聴きこんで人生の1曲にしてもらえたらなと思います。

歌詞考察,音楽

Posted by p-s