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セカンドバッカー『犬とバカ猫』歌詞の意味を考察!TikTokで人気の楽曲

2025年9月12日

セカンドバッカーの楽曲『犬とバカ猫』は、2025年7月9日に配信シングルとしてリリースされた楽曲です。

セカンドバッカーは、ギターボーカルのこうへいさんと、ドラムのまさみによる2人組のバンドです。

『犬とバカ猫』は、リリースされてから2か月経った9月に、TikTok楽曲チャートトップ50 & 人気曲ランキング50で1位を獲得しています。

今回はそんな『犬とバカ猫』の歌詞の意味を考察していきます。


犬とバカ猫

セカンドバッカー『犬とバカ猫』歌詞の意味を考察

ここからは、セカンドバッカーの楽曲『犬とバカ猫』の歌詞の意味を考察していきます。

理解するのが遅かった自分への後悔

私やっぱ好きだわ 君がいちいち律儀に 話してくれたこと 分かんなくなっちゃうわ そんなんもうどうでもいいから とりあえずは乾杯 完敗、私ガキだったわ

正直な告白から始まります。

自分の気持ちを再確認しているトーンで、迷いの中の本音が出ているようです。

相手が真面目に、誠実に伝えてくれた言葉や行動を、語り手は消化しきれず混乱していて、相手の“律儀さ”がかえって重く感じられてしまっているようです。

ある種の距離感や受け止められなさが示唆されます。

ただ「とりあえずは乾杯」と、その場しのぎの軽さ(酒でごまかす)に逃げています。

感情の整理がつかないので「今は飲んで忘れよう」という感じに聴こえます。

「完敗」と自分の未熟さを認める自己反省もしています。

相手の真剣さや距離感に負けた、という敗北感と自己否定が混ざって、ここで気持ちが一段深まっています。

時間の流れが違うから 見たいなら痛いからウザいから 愛するということ 認め合うこと許しあうこと 君が伝えたかったことはきっと もっとダメな自分も知ってほしいということ

タイミングのズレが関係を壊した一番の原因で、価値観や成長速度、生活リズムなどの違いも、タイミングのズレによって生まれてしまったとしています。

自分の本性を見たいと言うなら、見られると痛い(ツラい)し、ウザがられるだろうと思っていて、相手に自分の弱さを見せることを恐れています。

相手は「完璧な自分」ではなく、欠点や弱さを見せたかった(=脆さの共有)という逆説的な想いで、“愛”はただの好きという感情ではなく、互いの欠点を含めて受け入れることだとしています。

主人公はそれを受け取れず、誤解していたようです。

もっとちゃんと考えてればよかった いなくなってから気づいたのは

相手が去った後でやっと気づく

「考える時間」を取らなかった自分への自己嫌悪と悲しみです。

サビで近さが生む矛盾を表現

不意に目配せ今はねダメだね 2人になった途端君は本当子犬みたいだね 不意に目配せ今はねダメだね 家族みたいにずっと笑い合っていたね 2人の特別な時間に 騙されて 私だけ愛せなくなっていた

予期せぬ瞬間のアイコンタクトは、「今はダメだね」と主人公が即座に距離を置いています。

欲しい気持ちと躊躇(ためらい)が同居しているようです。

二人きりになると相手が無垢で頼りない子犬のようなる。

外では違う顔をする“演技”や緊張の解け方が表れていて、可愛らしさと同時に脆さを感じさせる描写になっています。

二人の距離が親密で、家族のような安心感があることを示しています。

ただ、家族みたいは、愛情の深さを示すと同時に、恋愛的な緊張感や“特別さ”が薄れていくことの危機感も含んでいます。

「特別な時間」に安心しきっていたこと、あるいはその雰囲気に自分が勘違いしてしまったことが表現されています。

「騙されて」は、相手に騙されたのか、自分が安心してしまったのかは曖昧ですが、裏切りや自分を欺いているニュアンスもあります。

最後には、相手は家族のように大切で、でも恋人として深く「愛する」ことができなくなってしまった自責と絶望が感じられます。

関係の“恋愛性”が失われたことへの悲哀が含まれた歌詞になっていますね。

孤独と未熟さが関係を蝕む

愛とか恋とか分からない ただ、貴方が好きだった 今思えばそうきっと 寂しかったんだな ずっと話したこともまともに 耳に入らない変わらない こんな私本当都合よくて 嫌になっちゃうわ

愛や恋が分からないほど混乱していますが、それでも「ただ好きだった」という純粋な事実だけは残っています。

理屈を超えた欲求が歌われていますね。

自分の行動や感情は孤独から来ていたと気づき、好きだという感情が実は寂しさの穴埋めだったと気づいたようです。

相手の言葉が届かない、あるいは受け取る余裕がない状態で、相手は変わらない=相手は誠実にしていた可能性を示唆し、自分側の問題であることを暗示している歌詞が、「耳に入らない 変わらない」と表現されています。

後悔と責任の自覚。

相手に自分の寂しさや期待を押し付けてしまったことを認めているようです。

そしてまた同じサビが登場します。

ラストに向けて後悔と受容

君は将来そうきっと 幸せに結婚するんだろうな 私はひとりで泣く 不意に目配せ今はねダメだね 2人になった途端君は本当子犬みたいだね 不意に目配せ今はねダメだね 不意に目配せ今はねダメだね 2人になった途端君は本当子犬みたいだね 不意に目配せ今はねダメだね 家族みたいにずっと笑い合っていたね

相手の未来を肯定的に想像しつつ、自分はそこに居られないことを受け入れる痛みを感じています。

本質を明らかに見てとりながら自己犠牲のような感情も表現されています。

相手の幸せを願うけど、それが自分の喪失を確定させています。

そしてまたサビの繰り返しです。

いつも以上に情に熱い 君が側にいた熱い夏 いつも以上に情に熱い 君が側にいた熱い夏 いつも以上に情に熱い 君が側にいた熱い夏 いつも以上に情に熱い 君を見れなかったあの夏 2人の特別な時間に 騙されて 私だけ愛せなくなっていた

フラッシュバックのように夏の「熱さ」が恋の高揚と情欲、そして記憶の鮮烈さを示しています。

反復によってその夏の熱が曲の感情的クライマックスになっていきます。

「君を見れなかった」、見ることができなかった、つまり本当の姿や、本当に必要だった理解を避けた、見落とした自責。

夏の熱が逆に盲目にさせたという意味が感じられます。

特別な時間に安堵し、自分を騙してしまった結果、主人公だけが「恋としての愛」を失ったようです。

恋に焦がれて 貴方を逃したバカな 私だけの話

最後は自己の愚かさを自嘲混じりに歌っています。

主語が「私だけの話」と閉じられることで、これが主人公の孤独で個人的な物語であることを強調しています。

聴き手への共感ではなく、内省で締めくくっています。

まとめ

今回は、セカンドバッカーの楽曲『犬とバカ猫』の歌詞の意味を考察してきました。

「君の幸せを願う自分」と「自分だけ愛せなくなった」という二重の感情が同居して、切なさが感じられる楽曲になっていますね。

今流行りの曲ですが、流行りで終わらすにはもったいない、これからも聴き続けていきたい楽曲でした。

歌詞考察,音楽

Posted by p-s