『Funny Bunny』歌詞の意味を考察!the pillowsの代表曲

the pillowsが2025年2月に解散を発表しました。

突然の発表だったため、大変ショッキングなニュースでした。
the pillowsは私は高校からずっと聴いてきたバンドで、青春そのもの。
the pillowsは勝手にずっと続くものだと思ってしまっていましたが、35年もの間活動を続けてきたのですから、解散もあり得ることですし、何より感謝しかないです。
the pillowsはこれまでに22枚ものオリジナルアルバムをリリースしています。
かなり膨大な数の楽曲が存在しますし、これだけの楽曲があるので飽きずにずっと聴き続けられることができます。
そんなthe pillowsの楽曲の中でも一番の代表曲と言えるのが『Funny Bunny』です。
これまでにもリリースしてしばらくしてからCMやアニメで使われたり、エルレ(ELLEGARDEN)もカバーしたりと、多くの場面で耳にすることがありました。
そこで今回は、the pillowsの『Funny Bunny』の歌詞の意味を考察していきたいと思います。

この記事の目次
the pillows『Funny Bunny』歌詞の意味を考察

ここからはthe pillowsの楽曲『Funny Bunny』の歌詞の意味を考察していきたいと思います。
the pillows『Funny Bunny』とは?
「Funny Bunny」は、1999年にリリースされたアルバム『HAPPY BIVOUAC』 に収録された楽曲です。
the pillowsらしいオルタナティブ・ロックの要素がありながら、どこか哀愁を感じさせるメロディが魅力の曲です。
「君の夢が叶うのは誰かのおかげじゃないぜ」というフレーズが印象的で、夢を追いかける人を励ますようなメッセージが込められています。
シンプルながらも心に残るアレンジ激しすぎず、かといって淡々としすぎてもいない絶妙なバランスの演奏が特徴的です。
また2014年に発売されたシングル『About A Rock’n’Roll Band』にアコースティックバージョンが収録されていて、こちらはより温かみのあるアレンジになっていて、こちらもまたいいです。
the pillowsの楽曲の中でも特に愛されている楽曲で、ライブでもよく演奏されていました。
「Funny Bunny」 というタイトルを直訳すると、「おかしなウサギ」「変わったウサギ」 という意味になります。
ただし、この曲における「Funny Bunny」は、単なる動物としてのウサギではなく、「ちょっと変わっているけど、夢を諦めずに突き進む存在」 を象徴しているのではないかと解釈できます。
こちらは歌詞の意味を読み解いてみて考えてみましょう。

社会の権力やルールに負けずに自分を信じる
「王様の声に逆らって」から始まりますが、「王様」は、権力や社会のルール を象徴しているのかなと思います。
「王様の声に逆らう」とは、周囲の期待やルールに従わず、自分の信じる道を選ぶこと を意味しているのかもしれません。
ばれちゃった夜とは「自分らしく生きようとした結果、社会の枠からはみ出してしまった」という状況を表しているとも解釈できます。
そんな状況でも、「キミ」は恐れることなく笑っていたとは、逆境の中でも希望を失わない強さ や、ルールに縛られない自由な精神を表しているように感じます。
もしくは「バレても別に気にしない」「自分たちのやりたいことをやるだけ」という、楽観的で反骨精神のある姿勢を示しているとも考えられます。
「オーロラにさわれる丘の上」とありますが、「オーロラ」は、普通は触れられない幻想的な存在です。
つまり、「手の届かないような夢」や「憧れ」を象徴しているのではないかと思います。
「丘の上」は、その夢に少し近づいていることを示しているかもしれません。
歌詞の中に出てくる「キミ」が、夢や希望に向かっていて、「両手を伸ばして」歌の主人公である僕を誘っています。
「僕を誘ってた」とありますが、一緒に夢を追いかけようと誘っているのではないかと思います。
「ほどけてバラバラになったビーズ」と続きますが、「ビーズ」は、小さくてカラフルな珠ですね。
一般的に、大切なものや思い出を象徴することが多いです。
「ほどけて バラバラになった」という表現から、何かが崩れて散ってしまった情景が浮かびます。
夢や希望が砕け散ったり、大切なものが壊れてしまったことを示しているかもしれません。
そして普通なら「バラバラになる=悲しい」と感じるところを、「キレイだね」と肯定的に受け止めています。
夢が砕けてもそれは無駄ではなく、どこかに美しさがある、決して悪いことではないと解釈することもできますね。
砕け散ったもの(ビーズ)を、夜空に捧げるように見立てていて、流れ星のように、一瞬の輝きを持ちながら消えていくものを表現しているようにも感じます。
大切な思い出や夢を空に預けることで、悲しみを昇華しているのかもしれません。
「道化師は素顔を見せないで」とありますが、「道化師(ピエロ)」は、人を楽しませる役割を持つ存在ですが、その本当の顔(素顔)は見せずに、常に笑顔の仮面をかぶっています。
これは、本心を隠して人を楽しませていた存在を象徴していて、歌詞の中では「キミ」を指しています。
「道化師=夢を追いかける人」という解釈もできますね。
「冗談みたいにある日居なくなった」とありますが、突然消えてしまった、つまり夢を諦めたとも解釈できます。
「世界は今日も簡単そうに回る」とあり、どんなに自分が悩んでいたり、つらい状況にいても、世界は何事もなかったかのように動き続けています。
「簡単そうに」という言葉には、そんな世界の無情さや冷たさが感じられますね。
キミが夢や希望をあきらめていなくなってしまった悲しみがあり、涙を流していましたが、どんなに悲しくても、時間が経つにつれて涙は乾き、痛みも薄れていきます。
「涙が渇く」ことは、単に悲しみが消えるというより、前に進まざるを得ない現実を表しているようにも思えます。
サビで困難の先になる夢を叶えるのは自分と表現
「君の夢が叶うのは」からサビが始まります。
夢を叶えるのは自分自身の力であり、誰かに頼るものでもない。
他人の助けがあっても、最終的には「自分で掴み取るもの」というメッセージがあります。
楽な道はなく、あえて困難な道を選んで選びながら進んできていて、夢を追うことは簡単ではなく、むしろ困難の連続、でも、それを乗り越えてきたからこそ意味があるということを表現しています。

ラストに向けていなくなった「キミ」へのエール
「今頃どこでどうしてるのかな」以降では、歌の主人公である「僕」の目の前で、「キミ」が夢を追いかけていた頃を懐かしんでいます。
あの頃の「キミ」のことが「僕」は好きで、あの頃の「キミ」にもう一度会いたいと歌っています。
ただ今では物理的にも精神的にも「キミ」とは離れていて、現状を知ることはできません。
夢を追って別々の道を歩んでいるのか、もしくはもう二度と会えない関係なのかもしれないですね。
「後ろ姿」が象徴するのは、過去に見送った誰かの記憶で、正面ではなく「後ろ姿」という点がポイントで、去っていく姿・別れの瞬間を思い出しているのだと思います。
相手はもう手の届かない場所にいて、それでも会いたいという想いが残っていることを表しているのでしょう。
最後のサビ「飛べなくても不安じゃない」という部分では、「飛べなくても」= 夢を叶える手段や能力がなくても大丈夫 という意味に取れます。
これは、無理に特別になろうとしなくても、前に進む方法はあるというメッセージとも捉えられます。
飛べなくてもちゃんと道は続いているので、どんなに遠く感じる夢でも、歩いていけば確実に近づけるという、希望を持てるフレーズになっていますね。
そして夢や目標に向かって、自分の行きたい方向へ進もうというメッセージが、「好きな場所へ行こう」には込められていて、地道に歩き続ければ、好きな場所へたどり着けると歌っています。
「キミならそれができる」では夢に向かって進んでいける力が、キミにはあるという強いエールになっています。
ここまで聴くと「キミ」は楽曲のリスナーであり、どんな人でも、歩き続けることができるなら夢に近づけるというメッセージにも感じられますね。

まとめ

今回はthe pillowsの楽曲『Funny Bunny』の歌詞の意味を考察してきました。
「Funny Bunny」というタイトルを直訳すると「おかしなウサギ」「変わったウサギ」 という意味になりますが、「Funny Bunny」は主人公自身かもしれません。
ウサギは一般的に「臆病」「すばしっこい」「跳ねる」という特徴を持ちますが、「Funny Bunny」は普通のウサギとは違い、逆風の中でも前に進む強さを持っているように解釈できます。
「普通の枠に収まらず、自分の信じる道を突き進む存在」という意味を持っている楽曲なのかもしれませんね。
the pillowsは解散しますが、素敵な楽曲の数々をこれからもずっと聴いていきたいと思います。








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