野獣先輩ダンスの元ネタは何？なぜ人気で何をした人なのか？
2024年～2025年にかけて、『野獣先輩ダンス』という踊りが流行しています。
このダンスは若い層で流行っており、「YAJU＆U」という楽曲とともに踊る動画がどんどんアップされている状況です。
この『野獣先輩ダンス』は、なぜここまでの人気となったのでしょうか？
また『野獣先輩ダンス』ですが、そもそも元ネタとなるものが存在します。
そこで今回は、『野獣先輩ダンス』がなぜ流行ったのかや、元ネタは何なのかを紹介したいと思います。
この記事の目次
野獣先輩ダンスの元ネタは？
ここでは、野獣先輩ダンスの元ネタは何なのかを紹介したいと思います。
野獣先輩とは何をした人？
野獣先輩という変わった名前ですが、実際に昔から存在する人物です。
野獣先輩とは、ゲイビデオ『真夏の夜の淫夢』に出演した男優のことをいいます。
ビデオの中での言動や台詞などが、語録として扱われていて、様々な所で面白おかしくよくネタにされているようです。
この、野獣先輩の語録が野獣先輩ダンスの後ろで流れる楽曲『YAJU＆U』の歌詞の元ネタとなっています。
そのため、これだけの流行となっていて楽曲自体は聴きやすいメロディと心地好いリズムでいいのですが、歌詞の内容は野獣先輩の語録という背景があるので、歌詞は大々的には流行りづらいということがあるかもしれません。
『野獣先輩ダンス』の踊り自体はサビの部分だけを切り取って作られているダンスで、歌詞にも軽く聴くだけでは歌詞に違和感も感じないので、動画がSNS等で流れてきてもあまり変に感じないと思います。
野獣先輩ダンスはなぜ人気なのか？
ここでは、野獣先輩ダンスがなぜ人気なのかを紹介します。
人気のきっかけはTikTok
野獣先輩ダンスですが、人気となった流れとして、まず最初は『YAJU＆U』という楽曲の誕生にあります。
『YAJU＆U』という楽曲は、野獣先輩のこれまでの語録を歌詞にし、あとの楽曲の部分は生成AIによって作られた楽曲です。
『YAJU＆U』は歌詞の内容に反して明るくリズミカルでノリのいい楽曲は、注目を浴びました。
楽曲の発表は2024年5月ですが、その1か月後に、『YAJU＆U』の楽曲のサビの部分の振り付けが誰かによって考案され、Xで投稿されます。
そして2024年8月には、その振り付けをAIを使用し、野獣先輩に踊らせる動画がニコニコ動画の中で投稿されます。
ニコニコ動画に投稿された当初は、ニコニコ動画の狭いカテゴリーの中でだけ話題になっていましたが、まだTikTok等には投稿されるまでにはなっていなかったので、大きな流行には繋がりませんでした。
ただ、2024年11月に『YAJU＆Uダンス 皆も踊ってTikTokにあげてみよう』という投稿がされ、この投稿が拡散されます。
そして実際にダンスを踊った若者がTikTokに踊ってみた動画をアップし始めて、人気が出始めたという流れになります。
そのため、野獣先輩のことを知らない人や元ネタとなっている存在のことは知らずに、一気に若者の間で広まっていきました。
2025年3月には「あのちゃん」も踊ってみた動画をあげてさらに話題となっています。
まとめ
今回は、ちまたで流行している『野獣先輩ダンス』について、元ネタは何なのかや、なぜここまでの人気となっているのかを紹介しました。
『野獣先輩』という人物は昔から存在していて、その人が発した様々な言葉の数々が元となっています。
その言葉を歌詞にして生成AIによって作られた楽曲が『YAJU＆U』という楽曲で、その楽曲に合わせてダンスの振り付けを誰かが考案し、その振り付けをまたAIによって野獣先輩に踊らせたことがダンス誕生のきっかけとなっています。
今では元ネタを知らない若者も、楽しそうに踊るという現象が起きています。
野獣先輩自体は結構前に一回流行って話題になっている人物なので、その頃のことを知っている人からするとかなり違和感があるでしょうね。
それでもAIの活用によってここまで流行った現代の流行については驚かされます。
これからもどこから流行りが生まれるのか分からず、楽しみな時代になりましたね。