aiko『シネマ』歌詞の意味を考察!「土ドラ10 アンサンブル」の主題歌

aikoさんが2025年最初にリリースした楽曲『シネマ』
この曲は、ドラマ「アンサンブル」の主題歌となっています。
しっとりとしたメロディの中にも力強さを感じる楽曲となっていて、ストリングスも入った壮大なバラードとなっています。
ドラマの主題歌という期待感もありますが、やはりaikoさんといえば歌詞の内容も気になるところです。
aikoさんは、人生は映画であり、人生をしぶとく粘り強く全うしたいという思いを込めて制作したそうです。
そこで今回は、aikoさんの楽曲『シネマ』の歌詞の意味を考察していきたいと思います。
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この記事の目次
aiko『シネマ』歌詞の意味を考察

ここからは、aikoさんの楽曲『シネマ』の歌詞の意味を考察していきたいと思います。
「孤独とは儚いもの」「未来とは自分のもの」
「孤独とは儚いもの」という歌詞からから始まりますが、孤独というものは誰にでも訪れるものではあるものの、淡くて消えやすいものでもあると歌っています。
孤独はあまりいい意味でとられることがなく、寂しくて辛いものであると言われることが多いかなと思いますが、この曲でも孤独は「夜」に例え、時間が経てば孤独という寂しさも段々なくなってくるとしています。
やはりaikoさんの曲なので、恋愛に例えて、付き合っていたのに別れた状態を孤独と歌っているようで、別れた後もまた出会いがあり、その人に心が揺れてまた好きになって、でもまた孤独になる、人生その繰り返しと歌っているようです。
次に「未来とは自分のもの」とあります。
未来はまだ分からないものなので、自分で決めて手に入れることが出来るということです。
今訪れている現実も以前は未来であり、現実も自分のものと捉えることが出来ます。
そのため、現実に振り回されている時はいったん立ち止まり、どうしてそうなってしまったのかを自分なりに考えてみようと歌っています。
そうするとはっきりとした原因は分からなくても、原因となるかけらのようなささいなことが見つかるかもしれません。
そのかけらをしっかり自分なりに理解して、自分なりに受け入れることができれば、理不尽な理由で会ったり、靴が裏を向いているような、すぐに歩みだせない事柄があっても大丈夫、自分のことは見失わずに、ここにいるんだと地に足をつけていることができます。
「抱きしめる」「愛してる」以降のBメロは、付き合っている時の心理的な部分を表現しています。
付き合っている時は、相手のことを想うことで、強くも弱くもなるし、悲しいことや離れていると寂しく感じ、一緒にいると安心する。
そういった様々な感情になるということが表現されています。
「泣いた日のパジャマ」「洗濯機」といったリアルな日常を表現
サビに入ると「夢で泣いた日のパジャマ」「洗濯機の中で」といったリアルな日常生活を感じさせる歌詞が出てきます。
日常の中に、付き合っている時の悲しみや喜びは存在していて、普段の生活の中で悲しみは洗い流されることもあるし、喜びも日常生活の中で同じように生まれるといったことを表現しているのかなと思います。
歌詞では、相手と喧嘩でもして、夢の中でも悲しい思いをして、眠りながら涙を流したのかなと思います。
夢の中でも現実でも感じた悲しみは、洗濯機の中で洗い流されるように、様々な出来事と混ざっていつの間にかきれいになくなっていきます。
悲しみは完全になくなるということではないでしょうが、時間が経ち、日常生活をこなしていくうちに悲しかった事実は残っても悲しいという感情は薄くなっていきます。
そしてまた日常に新しく喜びは生まれますし、悲しい思いをしても、相手のことをまた好きになっていくのだと思います。
悲しいことがあっても、そうやってうまく日常が流れて生活は続いていくということを言いたいのかなとかんじました。
いつまで経っても恋愛は完全ではないことを表現
「短い言葉で伝えられないの」以降は、恋愛をする上での永遠のテーマのような内容が、歌詞に含まれているのかなと思います。
伝えたいことはたくさんあるから、短い言葉では収まらないし、言葉にしてちゃんと伝えたいと思っています。
しかしそれは上手く伝える事ができずない感情で、伝えれば伝えるほどうまくいかない。
結局恋が終わっても最後まで本心は伝わらず、二人は分かり合えることができないといった、二人のもどかしい感情を表現しているのかなと思います。
ここの部分の「終わるまで」という表現は、恋人の関係が終わって別れた時であったり、夫婦であれば離婚する時、または人生を最後終える時など、どの場面でもいいのかなと思います。
最後まで伝わらないし分かり合えないと歌っていますが、それがダメなことだとも言えないですし、それが人と人の付き合いというもので、いいところでもある、そういった深い意味も込められているように感じました。
人生は映画であるという人の一生を表現した歌詞
aikoさんの『シネマ』という楽曲は、人の人生を歌った歌であると思います。
孤独から始まる曲ですが、途中で人と出会い、恋をして、一緒に悲しんだり喜んだりするといった、普遍的な愛を歌っているようです。
一見普通な生活ですが、一人一人にとっては山あり谷ありの人生で、平坦な人生など一つもありません。
どれもが一つの映画のように喜びや悲しみ、感動があり、その思いを『シネマ』というタイトルにaikoさんはこめたのかなと思いました。

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まとめ

今回は、aikoさんの楽曲『シネマ』の歌詞の意味を考察してきました。
歌詞の中にシネマという言葉や映画という言葉は登場しませんが、全体を通して人の日常的な生活を表現し、それらは映画のように悲しみや喜び、感動などがあるといったことを歌った歌なのかなと感じました。
ドラマの主題歌とのことで、ドラマと重なる部分も曲の中に含まれているのかもしれません。
そういった部分も楽しみながら、楽曲をこれからも聴いていきたいと思います。
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