SnowMan『SERIOUS』のMVはマイケルジャクソンに似てる?ダンスや演出はオマージュなのか

Snow Manの12枚目シングル『SERIOUS』(シリアス)は、2025年7月23日にリリース予定の楽曲です。
メンバーの渡辺翔太さんが主演するホラー映画『事故物件ゾク 恐い間取り』の主題歌として制作された楽曲になります。
このSnowManの『SERIOUS』のMVは、6月12日にプレミア公開されています。
印象的なベースラインとグルーヴ、キャッチーなメロディが、聴くほどに引き込まれる、中毒性の高い楽曲となっています。
そんな『SERIOUS』のMVですが、見た人からはマイケルジャクソンに似てるという感想を持った人が多いようです。
一体どのあたりがマイケルジャクソンっぽいと感じるのでしょうか?
そこで今回は、SnowManの『SERIOUS』のMVは、なぜマイケルジャクソンに似てると感じるのかを紹介します。
この記事の目次
SnowManの『SERIOUS』のMVはマイケルジャクソンに似てる?

ここでは、SnowManの『SERIOUS』のMVがマイケルジャクソンに似てると感じるのはなぜなのかを紹介します。
マイケルジャクソンの『スリラー』に似てる
マイケル・ジャクソンの『スリラー(Thriller)』は、MVは、1983年に公開された作品です。
内容は短編ホラー映画のような構成になっていて、ホラー映画のパロディとオマージュが込められており、最後には「これはフィクションです」というメッセージも表示されます。
ダンスはゾンビをモチーフにした振り付けが特徴的で、腕を左右に突き出して肩をすくめるような動き、膝を内側に折って歩くゾンビ特有のぎこちないステップ、首を左右に傾けて揺らす死者のような演出、クロー(爪)を立てるような手の動きを使った不気味な演出などが印象的な内容になっています。
一方Snowmanの『SERIOUS』は、幽霊の視点で歌う恋の歌です。
そのためMVには幽霊が登場したりしますが、ゾンビが登場するマイケルジャクソンの『スリラー』と雰囲気が似ています。
踊っている場所、舞台の明るさなど、人気の少ない雑踏で踊っている感じは『スリラー』に通ずるものがあるように感じます。
ダンスの振り付けも、腕と腰を使っているところはマイケルジャクソンっぽい感じがしますし、一瞬だけ爪を立てて踊っているような瞬間もあったりします。
あまり知らない人が見ても、どこかマイケルジャクソンの『スリラー』っぽいと感じる雰囲気がずっとある楽曲になっていると思います。
マイケルジャクソンの『Black Or White』に似てる
マイケル・ジャクソンの『Black or White』は、1991年にリリースされた楽曲で、彼のアルバム『Dangerous』のリードシングルになっています。
ロックとポップ、ダンス、ヒップホップの要素を融合させたような楽曲になっていて、人種差別・偏見への反対がテーマになっています。
「肌の色なんて関係ない」というメッセージが込められていて、それが楽曲のタイトル『Black Or White』にも込められています。
MVでは、当時の最新CG技術を用いた「顔がモーフィング(変形)する演出」が話題になりました。
世界各国の人々の顔が、CGによってスムーズに切り替わっていく画期的な演出で、「人種の違いが無意味である」というメッセージの視覚的表現になっています。
SnowManの『SERIOUS』では、この「顔がモーフィング(変形)する演出」が使われています。
『SERIOUS』では、メンバーの顔が順番に変わっていきます。
そこに込められたメッセージは『Black Or White』ととは違ったものではあると思いますが、この演出が『SERIOUS』の中に登場することによって、SnowManの『SERIOUS』はマイケルジャクソンのオマージュであるということを確信させてくれました。
『SERIOUS』ではメンバー9人個性的であるものの、1つのグループであるということを主張しているのかもしれませんね。
まとめ

今回は、SnowManの『SERIOUS』のMVは、マイケルジャクソンに似てるのかどうかを紹介しました。
似てるとされているのはマイケルジャクソンの『スリラー』と『Black Or White』のMVです。
『スリラー』ではゾンビが登場するのに対し、『SERIOUS』では幽霊が登場します。
踊っている場所や振り付けも、なんとなく似ていますね。
また『Black Or White』で使われている「顔がモーフィング(変形)する演出」が、SnowManの『SERIOUS』でも登場します。
SnowManの『SERIOUS』は、やはりマイケルジャクソンのオマージュと言わざるを得ない作品になっていますね。
世界を意識したSnowManの作品となっていると言えるのかもしれません。
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