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『KiLLKISS』歌詞の意味を考察!Diggy-MO’が手がけたアニメ「バンドリ」OP

「KiLLKiSS」は、メディアミックスプロジェクト「BanG Dream!」(バンドリ)から生まれたメタルバンド「Ave Mujica」の楽曲で、TVアニメ『BanG Dream! Ave Mujica』のオープニングテーマとして使用されています。

この曲は、疾走感とミステリアスな雰囲気が特徴的で、リズム感のある歌詞とキャッチーなメロディが印象的です。

作詞・作曲は、ヒップホップユニットSOUL’d OUTの元メンバーであるDiggy-MO’が手掛けており、彼の独特な言葉遣いやリズム感が楽曲に反映されています。

演奏面では、テンポが速く、ギターなどのパートは高度な技術が発揮されていて、音楽的にもすごい曲になっています。

メンバーは「(BPMが)あと20くらい遅かったら弾きやすいのに……!」と話すほどだそう。

「KiLLKiSS」は、2025年1月15日にリリースされた2ndシングルの表題曲として収録されています。

この楽曲は、Ave Mujicaのヘヴィさとキャッチーさを兼ね備えた一曲で、ライブでも盛り上がること間違いなしです。

今回はそんなAve Mujicaの楽曲『KiLLKISS』の歌詞の意味を考察していきたいと思います。

『BanG!Dream(バンドリ) Ave Mujica』とは?

Ave Mujicaの『KiLLKISS』の歌詞の考察をする前に、まずはオープニングテーマとなっているアニメ『BanG!Dream(バンドリ)Ave Mujica』の内容を簡単に紹介します。

歌詞の意味をそのまま考察するのは難しい楽曲となっているので、アニメの内容を少し把握することで考察をしやすくなります。

メタルバンド「Ave Mujica」を中心に描かれる青春音楽アニメ

『BanG Dream! Ave Mujica』は、メタルバンド「Ave Mujica」を中心に描かれる青春音楽アニメで、『BanG Dream! It’s MyGO!!!!!』の続編にあたる作品です。

物語は、謎めいたバンド「Ave Mujica」がライブシーンで注目を集めるところから始まります。

ボーカルの祥子を筆頭に、バンドはカリスマ的な存在感を放ち、多くのファンを魅了していきます。

しかし、その裏には各メンバーの葛藤や過去、音楽に懸ける想いが隠されていました。

祥子は完璧なステージを追い求めるあまり、メンバーとの関係が揺らぎます。

一方、バンドの成功を望むものの、自分の音楽に疑問を抱くメンバーも現れ、次第に衝突が生じていきます。

彼女たちは困難を乗り越え、互いの本音と向き合いながら、真のバンドとして成長していくのです。

「音楽とは何か?」「仲間と共に奏でる意味とは?」というテーマを軸に、熱くも切ないバンドストーリーが展開されます。

Ave Mujica『KiLLKISS』歌詞の意味を考察

ここからはAve Mujicaの楽曲『KiLLKISS』の歌詞の意味を考察していきたいと思います。

自分の存在が曖昧になりながらも強い感情を示す

歌詞中の「弄られて垂れ流す 音のない音」や「遍く 名前を捨てたのね あなたのモザイクが泣いてる」といった表現は、自分が自分であることが分からなくなっていて、感情の抑圧、社会からの疎外感を表しているように感じます。

これらの歌詞は、表面的には無音であっても、心の中には強い感情が渦巻いている状態や、自分の存在が曖昧になり、周りの人との関係性が希薄化している状況を描写していると考えられます。

また、アニメと歌詞を重ねてみると、「音のない音」は結合音。

結合音とは、2つの違う音が聴いていると、その2つとは異なる3つ目の音が聴こえているような感覚になる現象のことです。

祥子からの誘いの電話を受けて喜ぶ初華ですが、 「遍く 名前捨てたのね あなたのモザイクが泣いてる」

実家やCRYCHICといった過去を捨てたことで、嘆く祥子ですが、

「can not can not not not not deny」という歌詞が続きます。

「できない、できない、できない、ない、紛れもなく否定できない だから何、だから何、何さあ預けて 回帰するように」

初華は祥子の目的のための道具だということを分かっていて、否定できない。

それでも祥子にすべて捧げることで、昔のように戻りたい初華という葛藤が描かれているのではないかと思います。

「エネルギーはサイクル そう 今は無重力」という歌詞がありますが、 シモーヌ・ヴェイユの「重力と恩寵」という本が元ネタとなっているのではないかという考察もあります。

神である祥子の恩寵(神が人間に与える恵み、神の無償の賜物のこと)が巡り、精神が解き放たれて無重力になっているかのような状態のことを表現しているのではないでしょうか。

「象徴的なパレード この月夜に仰げよ仰げ 「Completeness」嗚呼 命の灯を掲げる」 とありますが、新約聖書の「ゲッセマネの祈り」が元ネタなのではないかとの見解もあります。

サビで祥子と初華の関係を表現

崇拝する祥子を壊す完璧な計画を初華が思い浮かび、サビの 「KiLLKiSS judy.., KiLLKiSS jude.., KiLLKiSS juda.., 欺いて KiLLKiSS judy.., KiLLKiSS jude.., KiLLKiSS juda.., 抱きしめて」という歌詞になります。

欺きと抱擁という相対する表現を使い、 裏切り者の初華を表現しています。

欺いたうえで祥子を抱きしめる初華。

「ねぇ 無防備だね 美しい戯れに 人は壊れてゆく 可笑しいわね」では初華の裏切りに気づかず、傷ついていく祥子とそれをほくそ笑む初華の姿が思い浮かびます。

「judy、jude、juda」とありますが、これらは新約聖書に登場するユダのことではないかと思います。

ユダはイエスを裏切った人物なので、今回のアニメの初華のことを表現しているのかもしれません。

祥子と周りのメンバーの関係性を表現

「’cuz we’re all alone alone, 噛み締めても まだ痛むなら 手を挙げ 希え」 とありますが、「だってみんな独り。そうでしょう?それがわかっていてもまだ苦しいなら、心を許すことのできる神に願え」という意味になるのかと思います。

「oh,when you bleed」は「ああ、血を流すとき、」 となり、傷ついて苦しむ祥子のことを意味しています。

「惑星に そう その影を伸ばせ」 とありますが、惑星は恒星の周りを回っています。

恒星が祥子でその周りを惑星と例えられるメンバーということになりますかね。

影は初華の秘密の部分をさし、 初華の秘密の部分がバンドやメンバーのこの先の未来を変えて行ってしまうことを歌っているのかと思います。

「ねぇ 私の世界(ほし)が 知りたがっているわ さぁ」 では、私の未来はどのようになるのかを知りたいと思っているということ。

「You bleed, yes, bleed その血で 天(そら)の五線譜を書き換えれば」 とありますが、五線譜はバンドリなので音楽でストーリーや計画を例えていると考えられます。

祥子が傷つき、祥子の描いている計画を壊し、初華が思い描く形に書き換えるというかなりやばい意味にも思えてきます。

「code「KiLLKiSS」」 とあり、codeは暗号やなにかの計画を示す時に使われるものという感じがします。

まだ物語は途中なので、アニメは今後どのような展開を見せるかはわかりませんが、祥子を神とすると、裏切り者は初華に思えます。

初華がなにか明かされていない秘密があり、祥子を苦しめていて、それを初華が救うという自作自演を計画しているのかもしれません。

『KiLLKISS』では、全体を通して新約聖書をなぞってアニメ『Bang!Dream Ave Mujica』を表現していて、イエスは処刑される際、裏切り者や敵すらも受け入れたとされており、 KiLLKiSSは、アニメストーリーベースになっているように感じます。

すごくダークな歌詞にはなっていますが、アニメの展開としては最後ハッピーエンドに近づいて欲しいと願うばかりです。

まとめ

今回はAve Mujicaの『KiLLKISS』の歌詞の意味を考察しました。

『KiLLKISS』は全体を通して新約聖書をモチーフに歌詞が書かれていて、新約聖書の世界をアニメと重ね、歌詞に書き起こしている難解な内容になっています。

普通に歌詞の意味を考察しようとしても、ちょっとわからないかもしれませんね。

ただ楽曲としてのクオリティは高く、歌詞の意味が分からなくても聴きごたえのある1曲になっています。

まずは音楽として純粋に楽しんでみたいと思います。

歌詞考察,音楽

Posted by p-s