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夏実の歌詞の意味を考察!夏の恋を酸っぱい果実と表現したAKASAKIの楽曲を紹介

2024年10月29日

2024年に入ると、シンガーソングライターのAKASAKIさんの楽曲が軒並みヒットしていますが、この『夏実』もその1つ。

2024年9月にリリースされ、じわじわとヒットしています。

夏実と書いて(カジツ)と読みます。

このタイトルの付け方もとてもセンスが良いですが、現役高校生が書いたとは思えぬ歌詞も楽曲の魅力の1つです。

9月にリリースされた楽曲という事と、タイトルから夏の歌なのかなとは思いますが、歌詞の内容はどのような内容になっていて、どのような意味が隠されているのでしょうか。

そこで今回は、AKASAKIさんが歌う『夏実』の歌詞の意味を、私なりに考察していきたいと思います。

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夏実の歌詞の意味を考察

ここからは、夏実の歌詞の意味について考えていきたいと思います。

8月の恋を酸っぱい果実と表現

この曲はサビから始まります。

AKASAKIさんは最近の若い人の曲の聴き方を意識しているのか、出だしで印象的なサビを持ってくることが多いですね。

まあこれはAKASAKIさんに限らず、他のアーティストでもいえることですが、AKASAKIさんは特にこのイントロの作り方が上手いです。

「ひと夏の恋」という言葉がありますが、この曲は一聴すると、そういったひと夏の恋を歌っている歌だと感じますし、私もそう思っていました。

特に最初の出だしの部分は、ひと夏の恋なので夏が終われば恋も終わるけれども、この歌の主人公はその恋を引きずっている、そういった思いを歌っているように感じます。

恋をした相手を「酸っぱい果実」と表現し、夏にお互いに惹かれ合って恋をした様子が、最初のサビの歌詞の内容からも分かります。

最初の最後のサビの歌詞が「想いで」となっていて、「思い出」ではなく、二人の通じ合う想いから恋が生まれたことを歌っています。

ただ、この曲はこの後を聴くと、ただのひと夏の恋ではない話なのだと段々分かってきます。

1番のAメロBメロで夏の恋が終わった

1番のAメロでは「やるせないこの気持ち」「夏に置いてかれた僕」とあり、夏にした恋が終わったことが分かります。

またその恋に主人公は未練があり、恋人であった「君」も僕と同じぐらいやるせなく思っていますかと問いかけています。

1番のAメロでも「かじつ」は歌詞に出てきますが、この曲に出てくる「かじつ」は歌詞の中では全て「果実」となっており、タイトルの『夏実』とは違っています。

現在は君が主人公の目の前からいなくなっているようで、Bメロの部分では君に会いたい主人公は君を探します。

このBメロの最後に「あるはずもない足跡をたどる先で」「僕は崖の下から」といった歌詞があります。

これは会えない相手に対しての比喩なのか、実際に崖のところで君を探している情景を指しているのかがわかりませんが、ちょっと意味深な歌詞にも感じます。

2番のAメロBメロでは主人公の頭の中の妄想が描かれる

2番のAメロとBメロでは、実際に目の前にはいない「君」のことを思う主人公が、頭の中で「君」の姿を思い出して辛い気持ちになっています。

主人公の頭の中で「君」はわざとらしい笑顔を作る人とあり、主人公に心配をかけないように強がるような笑顔を作る女性であることが分かります。

二人が恋した時のことを思い出し、別れる頃の思い出なのか辛くて泣いた君のことも描かれています。

「熟れた愛」と表現し、「果実」とかけて、「君」に対する強い愛を感じることができます。

ただこの辺りの歌詞を見てみると、ひと夏の恋が成熟しなかったという歌ではなく、まだお互い好き同士なのに、分け合って離れ離れになっているということが分かります。

どちらかが過ちを犯したということでもないようです。

離れ離れになっている理由がこの後に分かってきます。

Cメロからラストのサビでこの世とあの世の狭間が描かれる

Cメロというか、2番とラストのサビを繋ぐ部分で、ささやくように歌詞が流れます。

その歌詞を見ていると、目の前に君はいないけど記憶の中で動いている、過去の思い出も思い起こされるけど、やっぱり君はいない。

匂いだけがはっきり覚えていて頭の中を駆け巡るといった、これまで1番や2番で歌われてきたような内容の歌詞が流れます。

そしてラストのサビの手前、「まだ生きてるかのように」という歌詞が流れます。

ここで、「君」はもうこの世にいないということが分かります。

その後のサビは主人公の頭の中での妄想なのか現実なのかは分かりませんが、二度と会えないと思っていた「君」に会うことが出来ています。

この世から去った「君」に対しての過去の思い出を思い起こし、寂しくも切ない思いを乗り越えて、これからは記憶や夢、妄想の中で「君」と会えると理解した主人公なのか。

それとも実際に「君」を追いかけて主人公もこの世を去り、あの世で2人が出会って幸せになっているのか。

はっきに分かりませんが、後者の説が正解に近いのかなと思ってしまいます。

途中で「崖の下」といった歌詞が出てきたりするので、あまり想像したくはないですが、夏の終わりにあの世にいってしまった「君」を追いかけて・・・と思ってしまいます。

ただそれはあまりにもストレートな表現で、切なく悲しすぎるので、記憶や夢、妄想の中で「君」と主人公が出会っていると思いたいですね。

タイトルの意味は?

タイトルとなっている『夏実』は、読み方は「カジツ」ですが、歌詞の中には「果実」としか出て来ません。

このタイトルは、色々な意味がかけられているように思います。

夏に恋して、「君」を果実に例えているから『夏実』

また、「君」の名前が『夏実』

「カジツ」は『夏日』とも捉えることができ、夏の日の出来事を歌っているともいえます。

いろいろな意味を考えることができ、本当にセンスのあるタイトルだと思います。


夏実

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まとめ

今回は、AKASAKIさんが歌う『夏実』の歌詞の意味を考察しました。

最初に聴いた印象と、歌詞の意味をじっくりと考察した後では、曲の印象はガラッと変わったのではないでしょうか。

切ない曲だということは何となく分かると思いますが、想像以上に悲しい曲だということが分かります。

考察した後では、ジャケットに描かれている女の人の絵も印象が変わってくると思います。

現役の高校生にして、ここまで考えさせられる大人びた歌詞をかけるAKASAKIさんに脱帽です。

リリースする曲すべてが名曲で、ヒットに繋がっています。

今後もっとブレイクすることは間違いありません。

たくさんの名曲がありますが、この『夏実』ももちろん名曲の1つですので、じっくりと聞いてみて下さい。

歌詞考察,音楽

Posted by p-s