Number_i(ナンバーアイ)INZMの歌詞の意味を考察!3人の名前の秘密やダサいと言われる理由は

Number_i(ナンバーアイ)がリリースした楽曲『INZM』
ドラゴンボールの主題歌としても話題で、多くの人に認知された楽曲となっています。
特に歌詞は「イナズマズマ」とサビで連呼する部分が印象的で、かっこよくもありどこか面白くも感じる曲です。
ただ、楽曲の評価自体は賛否両論あり、「かっこいい」という声もあれば「ダサい」という声もあります。
元々キンプリに所属していたメンバーがTOBEへ移ったという時点で注目が高く、良くも悪くも話題に上がることは本人達も覚悟の上だったかなと思いますが、今回の『INZM』が今までで一番反響が大きかったのではないかなと思います。
そこで今回は、Number_i(ナンバーアイ)の楽曲である『INZM』の歌詞の意味を考察していきたいと思います。
この記事の目次
Number_i(ナンバーアイ)INZMの歌詞の意味を考察

ここからは、Number_i(ナンバーアイ)の楽曲、INZMの歌詞の意味を考察していきたいと思います。
INZMの意味
この曲は出だしから、静かにサビで始まります。
サビで連呼される「INZM」
イナズマ、稲妻、雷のことです。
イナズマと何度も歌いますが、この曲ではイナズマはNumber_iの3人のことを指しています。
「3本の衝撃」という歌詞がありますが、3人いるので3本の衝撃と歌っています。
つまり出だしのサビでは、この曲を聞けば一瞬で3人の虜になって、3人の歌を聞いた人は衝撃を受けるぞ、という意味になっています。
1番でNumber_i(ナンバーアイ)の歌はヤバいぞと煽る
1番で3人が交互にラップで歌いますが、とにかく3人の歌はヤバいから見とけよ、といった感じで煽るように歌います。
Number_iらしさが詰まっているのは、過去にリリースしたシングルのGOATと、アルバムのナンバリングが歌詞の中に入っているところです。
GOATに関しては、一瞬GOATのサビをそのまま歌っていて、そこが面白いところでもあります。
ちなみに「GOAT」とは「史上最強の~」といった意味があります。
史上最強の3人だぞ、3人が揃うと危険なぐらいにやばいぞと歌っているのです。
イナズマがタイトルになっているだけあって、イナズマに関する言葉も良く出てきます。
あの有名なハリーポッターの額にはイナズマの形の傷があり、「キズ like a Potter」と表現しています。
3人には楽曲等を通してすぐに会えると歌っている部分もありますが、それを「電光石火」と表現しています。
そしてNumber_iの楽曲等に触れることで楽しんでほしいという思いを「感電」と表現しています。
イナズマに関する言葉の他によく出てくるのは、「3」にまつわる歌詞。
1番の終わりの方では、Number_iの3人が、ファンや周りに関わる全ての人を、でっかいステージに連れてってやると意気込みます。
「石の上にも3年」ということわざがありますが、そのことわざを逆手にとった歌詞が「3年持たずに転落」という部分。
3人はセンスと才能だけじゃなくて、3人で力を合わせながら努力しているから、そう簡単には落ちないし、3年辛抱して耐えうる力もある。
さらにその先好転して大きく羽ばたいて大きな世界へ羽ばたいていくぞ、という思いが込められていいます。
そし面白いところが、「邪魔する奴は迷惑」という部分。
Number_iのメンバーはキンプリから脱退して、前の事務所を脱退して今に至ります。
そのため「逃げた」ように見えてしまったり、無責任に感じてしまう人たちも少なからずいて、そういったアンチの声はネットの中には溢れています。
そういった声があることは3人も理解していて、受け入れてはいると思いますが、そういった思いがこの部分の歌詞に現れているのかなと、変に勘ぐってしまうところですね。
2番は「雷」と「神鳴り」
2番では、イナズマ=雷ということで、雷を活かした歌詞が続きます。
元々「雷」という言葉の語源は「神鳴り」からきています。
つまり「雷」は、神様が鳴らす音だとはるか昔に言われていたからです。
その言葉を使って、未来の成功した自分に対して、今の自分が頑張ったおかげだぞ、つまり未来の自分の神様は今の自分だぞ、と表現しています。
そして自分達が鳴らす楽曲は、神様が鳴らす音だと歌っています。
また2番ではバラの花束の歌詞が出てきますが、この部分はファンの人たちへの愛が込められています。
100人からバラの花束をもらうとありますが、100本のバラの花言葉というものがあり「100%の愛」を意味するそうです。
3人で王座に君臨しながらも、100%の愛をファンからもらえるような活躍を約束するという歌詞になっています。
2番の最後の方は「ジョーダン」「ノイズキャンセリング」「(仮面ライダー)V3」「カップ麺」といった比喩が並ぶ面白い部分です。
マイケルジョーダンのようなダンクを、Number_iが楽曲でぶちかまし、太平洋にダンクするという冗談ともかけているようです。
ダンクによりできた波紋は、音の波紋の例えとなっていて、リスナーの耳に届きます。
仮面ライダーV3は赤い仮面が特徴ですが、3人で栄光をつかみ取るということを「V3」と例えています。
Just the right eatは「ちょうどいい食べ方」という意味で、カップ麺のちょうどいい食べ方、つまりは3分です。
ここでも「3」という数字を出しています。
ラストも世界へ向けてNumber_iの挑戦状を表現
最後にもう1つのサビともいえる大サビが待っています。
3発目のshotは、GOAT、BONに続く3曲目のリード曲がINZMであるということです。
ずっと3人のことはイナズマで表現してきていましたが、ラストのサビでは3匹のカラスとも歌っています。
印象的なのは「もっと上」と4回続けて歌う部分です。
これから世界に向けてもっと上を目指していくという意志が感じられます。
またラストのサビとサビの間で挟まれた部分は、今のNumber_iの現状を歌っています。
世界での活躍がだんだん現実味を帯びていること、Number_iがやることは、よくも悪くも注目されるということ。
そして昔からのファンが喜ぶ歌詞が「消したいと思ったことない過去」という部分。
過去とはキンプリのことなんじゃないかと思ってしまいますよね。
これからも過去のすべてを背負って突き進んでいくという決心、覚悟のようなものが感じられます。
ただ本人達はNumber_iの楽曲は毎回その時のすべてを全力で注ぎこんでいるので、後悔している楽曲はないし、消したい曲や過去もないという意味なんだと話していました。
INZMの歌詞に入っている3人の名前
このINZMの歌詞の中には、メンバー3人の名前も入っているそうです。
その部分が「日々精進 消したいと思ったことない過去」のところ
『精進→ショウジン』この中に
「ショウ→紫燿」
「ジン→神(神宮寺)」
さらに『消したい』の中の『消し』は→「KC」
「KC→岸優太の愛称」
となっているとのことでした。
Number_i(ナンバーアイ)INZMの歌詞がダサいと言われる理由は?

Number_i(ナンバーアイ)のINZMの歌詞の意味を考察してきましたが、ここからはINZMの歌詞がダサいといわれるのはなぜかを紹介していきます。
サビのズマズマがダサく聴こえる
INZMで一番印象的な歌詞が、サビの「イナズマ」「ズマズマズマ」という部分。
多くの人はこの部分をまずは聴きますし、INZMといえばこの歌詞と思っているでしょう。
そしてこの「ズマズマズマ」と連呼しているところをどう感じるかで、「かっこいい」と思うか「ダサい」と思うかが分かれるのではないかと思います。
そもそも「ダサい」という人は、Number_iのアンチの存在の人がほとんどでしょう。
少なくともファンの人はそうは簡単に「ダサい」なんて言わないと思います。
Number_iのアンチの人や、Number_iに興味はないけどたまたまこのフレーズを聴いた人は、第一印象で「ダサい」と感じてしまうのではないかと思います。
キンプリの時のイメージが離れない人が多い
ダサいと感じてしまっている人の中には、キンプリの時の3人のいいイメージをずっと忘れずに持ち続けている人が多いのではないかと思います。
Number_iになった途端、ゴリゴリのヒップホップの路線に変わってしまったため、ついていけずにダサく聴こえてしまっているのではないでしょうか。
キンプリ時代にも似たような曲で『ichiban』という曲がありますが、これは普段のキンプリがいつもと違った楽曲を、ラップ、ダンスともに完璧にパフォーマンスしたことが話題になり、ものすごくカッコいい楽曲になっていました。
その時と違い、ほぼ全曲ヒップホップのグループとなってしまうとイメージにギャップがあって付いていけなくなってしまいます。
また、昔からのヒップホップのファンからすると邪道に見えてしまうところもあるかもしれません。
冷静に3人のパフォーマンスを見てみると、ダンスのレベルは高く、ラップのスキルかなり高いです。
元キンプリという縛りがなく、純粋なヒップホップのグループとして最初から見ていたら、「ダサい」という声も聞くことはなかったのではないかなと思います。
キンプリファンからのアンチの声
Number_iの3人は、やはりキンプリを離れて、前の事務所も離れて、新しい事務所で新しいグループを結成し、前の事務所とライバル的な存在になってしまったので、元々キンプリのファンだった人や、ファンじゃなくてもその背景を知っている人からすると、あまりいい印象を持っていない人も少なくはありません。
そういった人たちからすると、Number_iはどんな楽曲をリリースしても面白くないでしょうし、「ダサい」などの否定的な意見を言ってしまう人もいるのではないかと思います。
これは事務所を移った時点で本人達も想像できたことでしょうし、しばらくその見方をする人が多いことは仕方がありません。
今後時間をかけて世間のイメージを変えていき、見返すぐらいの結果を残すことで周りの評価も変わってくることと思います。
今後の活躍に期待したいです。
まとめ

今回は、Number_i(ナンバーアイ)の楽曲「INZM」の歌詞の意味を考察しました。
歌詞の中には比喩として様々な例えが散りばめられており、韻も数多く踏んでいるため、とても面白い歌詞に仕上がっています。
聴こえ方やリズムも大切にされているのだと思うので、歌詞の内容を正確に理解できていなくても、聴いているだけで心地よく楽しい楽曲になっています。
これまでリリースしてきた曲どれもが興味をそそるものばかりで、今後リリースされる楽曲もとても楽しみです。
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