はいよろこんでの歌詞「3から6マス」の意味は?モールス信号との関係は?こっちのけんとが発するSOS

はいよろこんでは、こっちのけんとさんが歌う楽曲です。
2024年5月にリリースされましたが、2024年の下半期に入ってもヒットを続けています。
こっちのけんとさんは俳優の菅田将暉さんの弟としても話題となっていますが、そんなお兄ちゃんの七光りも感じさせない楽曲のよさで勝負して、世間に広まっています。
この楽曲の魅力はノリのいい曲調が気持ちよく、歌キャッチーな歌詞も乗っかって中毒性があることです。
中でも歌詞は聴きこんでいくと、「これは何を意味してるんだ?」と考えて調べたくなるような仕掛けがいくつか隠されています。
サビのギリギリダンスも気になるところですが、今回注目したいのはサビに入る前に流れる「鳴らせ君の3から6マス」という部分です。
3から6マスというところは聴いていても何を意味するのかが分かりません。
一体どのような意味が隠されているのでしょうか?
そこで今回は、はいよろこんでの中で出てくる歌詞の「鳴らせ3から6マス」の意味を考えていきます。
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この記事の目次
はいよろこんでの歌詞「3から6マス」の意味とは?
3から6マスという歌詞は、曲中に何度も出て来ます。
サビ前や間奏前に出てきますが、これだけ出てくると3から6マスの意味が分かってないと、歌詞全体の意味が入ってきませんよね。
出てくる頻度からしても、かなり重要な歌詞ということが分かります。
3から6マスは心電図から読み取れる心拍の正常値
3から6マスの意味ですが、心電図のことを表しているのではないかという意見があります。
心電図とは上の図のように、心臓の活動をグラフの形に記録するのものです。
素人の人が見ても、この図から何が読み取れるのかは分からないと思います。
このグラフの横線は時間、縦線は電位を表しています。
今回の歌詞にある3から6マスの意味は、この心電図の横線に対して、どれだけ縦軸に線が振れているのかということを表しています。
心電図の線は薄い線と濃い線で出来ていますが、今回の3から6マスというのは濃い線のことです。
横線を見て、薄い線は無視して、濃い線で1マス、2マスと数えます。
これが、3マス以内で縦軸に振れているようだと、脈が速いということになって「頻脈」という異常を表しています。
一方で6マス以上空けてようやく縦軸に振れている場合は、逆に「徐脈」という異常な状態を表しています。
この異常な状態というのは様々な病気が原因で起こるもので、医者とともに原因を探っていくことになります。
また病気だけではなく、生活習慣の乱れやストレス、年齢によっても心電図に以上は現れてきます。
心電図の正常値というのは3から6マス以内で縦軸に線が振れている状態が正常値になります。
縦軸の振れ幅についても、大きすぎたり小さすぎたりするとよくはありませんが、今回この歌詞の中では縦軸の振れ幅については触れられていないことになります。
これらのことから、「鳴らせ君の3から6マス」という歌詞は、君の正常な状態を鳴らせるようにしようというメッセージが込められていると考えられます。
ちなみにあとで分かりましたが、3から6マスは心電図の正常値を表した歌詞だと、曲を作ったこっちのけんとさんも説明している動画があるようです。
はいよろこんでの歌詞に出てくるモールス信号が表す意味
この曲のもう一つのポイントとして、モールス信号があります。
楽曲の中の歌詞では「・・・ーーー・・・」と表されており、こっちのけんとさんは「トントントンツーツーツートントントン」と歌っています。
これはSOSを表すモールス信号です。
つまりは「助けて」というメッセージをモールス信号でを送っているということです。
モールス信号と音楽で人々の考察の意欲を湧き立て、SOSを密かに訴える
歌詞の中では、よく「鳴らせ3から6マス」とこのモールス信号がセットで出てきます。
ということは、心電図の正常値もギリギリな状態なあなた(もうすでに少し異常が現れ始めているあなた)が、正常な状態になりたいがためにモールス信号で表現された助けを出してしるということになります。
ストレートに「助けて」「SOS」という歌詞を使わずに、モースル信号にしている仕掛けが面白いです。
個人的には、ストレートには言いづらいことでもあるので、モールス信号のようにひっそりと訴えかけることで気づいてほしいといった表現もあるのかなと思います。
また曲の中にモールス信号を入れることによって、違和感を感じます。
この違和感はリスナーの興味を湧き立て、これは一体何なのかを調べたくなり、モールス信号の存在を知らない人も興味を持って、曲をさらに深堀りしたくなるという心理的なしかけもあるのかなと思います。
はいよろこんではこっちのけんとの実体験からのメッセージ

こっちのけんとさんは、過去に鬱病と診断されたことがあり、その実体験も影響しているようです。
どこからが病気なのか、どこからが異常なのか分かりづらいこの世の中で、周りからも理解されづらく我慢してしまう人が多く、こっちのけんとさん自身も苦しんだことが、今回のはいよろこんでの歌詞の世界観になっているようです。
こっちのけんとが発するSOSのメッセージの重要性
我慢して自分の中に閉じ込め、その気持ちを誰にも相談せずに溜め込んでいる人は多いと思います。
その状況はよくないし、体を壊してしまうから、日頃からSOSのサインは出せるようにしておこうというメッセージが、曲全体に隠されているようです。
流行している「ギリギリダンス」も、コミカルでキャッチーな歌詞とダンスが評判を呼んでいますが、実はそういったシリアスな部分も含んでいるんですね。
溜め込んでしまい、限界に来てしまってからでは遅い、日頃からSOSを発信できる自分になろうという思いが込められています。
はいよろこんでの歌詞「3から6マス」とモールス信号の関係

はいよろこんでの曲の中では、「3から6マス」という歌詞とモールス信号が重要になってきていることが分かります。
この2つの関係はどのようなものになっているのでしょうか?
「3から6マス」とモールス信号からギリギリダンスへ込められるメッセージ
はいよろこんでの曲に出てくる3から6マスの意味が分かることで、この曲全体の歌詞の意味が分かってきます。
3から6マスが人の心臓の正常値を表すのもので、その他の歌詞全体を見ていると、周りにいい顔をして、嫌なことも飲み込んで必死で生きる人が大きなストレスを感じて、しんどくなってきている。
体にも異常をきたし始めてギリギリな状態を歌っているということが分かります。
「鳴らせ君の3から6マス」「トントントンツーツーツートントントン(モールス信号)」、そしてサビのギリギリダンス。
これから、体の異常をきたしそうな状態から発せられているSOSをより深く読み取ることが出来ます。
その状態は異常なんだよと、当事者に気づかせ、周りの人にもそういう人がいたら助け舟ををいうメッセージが込められている曲であると認識させられるのです。
はいよろこんでがここまで話題になったのはなぜか?
歌詞の内容はシリアスなものであることが、ここまでで分かったと思います。
一般的に、そのようなシリアスな内容の曲はここまで話題になり、世間に広まらないような気もしますが、なぜここまで話題の曲となったのでしょうか?
歌詞や音楽の中にある様々な仕掛け
「3から6マス」という歌詞やモースル信号は、今回のように意味が分かればシリアスな内容のものだと分かりますが、普通に聴くと何だか面白く、これはどういう意味なのかと興味をそそるものになっています。
ギリギリダンスという歌詞もキャッチーですが意味が分からず、どういう意味で使われているのか調べたくなります。
このように、普通に聴くだけでは意味が分からず調べたくなる、興味をそそる仕掛けは、今回のヒットに繋がっているように思います。
ギリギリダンスの振り付け
サビのギリギリダンスですが、実際に踊ってみたという動画SNS上で多数で回り、ダンスの動画がバズっています。
これもヒットの要因です。
曲よりもダンスで知ったという人は多く、逆にダンスしか知らない人も多いようです。
元々MVの中でアニメーションのキャラクターが踊っているのですが、これを実際の人でも踊れるように少し改良して面白い振り付けになっているので、ヒットの要因として挙げられます。
MVの昭和っぽいアニメーション
はいよろこんでのMVも大変面白いです。
私はどちらかというとこのMVが面白いと思って興味を持ちました。
MVでは昭和風のキャラクターが登場します。
そのキャラクターの表情、動き、映像の古い感じが面白く、どこか懐かしさも感じます。
MVの再生回数がすごく伸びているので、MVのアニメーションがヒットの要因の1つなっていることも間違いなさそうです。
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今回は、こっちのけんとさんが歌うヒット曲、『はいよろこんで』に出てくる「鳴らせ3から6マス」という歌詞の意味について紹介しました。
曲全体を通して何回も出てくる重要な歌詞です。
意味としては、心電図を表しているものだということが分かりました。
心電図は難しく見えますが、正常値を表す1つの指標として、横線が3から6マスの間で縦軸に振れていれば正常値ということが分かります。
「鳴らせ」と言っているのは、心臓のドクドクという音のことだとも思います。
また、モールス信号が歌詞の中に入っていて、こちらも大変重要な部分であることが分かります。
モールス信号では、SOSのメッセージを発しています。
日々のストレスの中で我慢して生活を続けて、体に異常がみられていないか。
続ければ病気になってしまいますし、鬱病の場合は最悪な事態も想定されてしまいます。
そういった人々に寄り添った、助け舟を出している曲だということが分かります。
曲がキャッチーなので、楽しく聴くことが大前提ですが、そこからこの曲に興味を持ち、深掘りをしていくことで助けられる人もいるかもしれません。
曲を楽しみながら、現代の生きづらい人々へ送ったこの曲のメッセージを、私達もしっかりと受け止めて考えていきたいと思います。
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