本サイトのコンテンツには、商品プロモーションが含まれています。

wacci『どんな小さな』歌詞の意味を考察!ドラマの内容を歌詞で表現した『放課後カルテ』の主題歌

2024年11月5日

wacciが歌う『どんな小さな』という楽曲。

2024年10月12日にリリースされた楽曲で、松下洸平さん主演のドラマ『放課後カルテ』の主題歌になっています。

楽曲はwacciらしい優しい雰囲気の楽曲となっており、ドラマの流れで聴くとより染みる感動する楽曲です。

wacciは毎回歌詞の内容も注目を浴びますが、今回の『どんな小さな』も、ドラマの内容を盛り込みつつ誰が聴いても勇気づけられるような、聴く人にグッとくる歌詞の内容になっています。

『どんな小さな』の歌詞にはどんな意味が隠されているのでしょうか。

そこで今回は、wacciの『どんな小さな』の歌詞の意味を考察していきたいと思います。

wacci『どんな小さな』歌詞の意味を考察!

wacciの『どんな小さな』は、サビで「どんな小さな」という言葉を繰り返し使う部分が印象的です。

この曲はwacciの橋口洋平さんがドラマや原作の漫画を読み、ドラマの制作側からのドラマへの思いなども聞いた中で、制作された楽曲です。

ドラマは同名の漫画が原作になっています。

小学校を舞台に、松下洸平さんが演じる、口も態度もでかい小児科医・牧野先生が、そのするどい観察眼で“言葉にできないSOS”を見抜いて子どもたちの背中を押す、保健室ヒューマンドラマです。

主人公の見た目が変わっていて、髪の毛がボッサボサ。

ずっと真顔で全然笑いません。

「勝手にベッドで寝るな!」「保健室にはなるべく来ないでもらいたい」「めんどくさい!これ俺がやる仕事か!」等文句ばっかりしゃべり、だれかれ構わずにらみつける保健室のコワイ先生です。

しかし、他の人にはない観察眼を持っています。

子供達の異変、変化に気づき、子供達やその家族、時には教師までも救っていってしまうというストーリーです。

毎回子供たちとのあたたかいやり取りがあるわけではないですが、その見た目に反した優しい行動がツンデレ心をくすぐり、グッと感動するドラマです。

登場する子供たちは、体や家庭内などに、他の人には言えない問題を抱えています。

その問題と牧野先生はしっかりと向き合い、人それぞれが持つ壁であり、周りからは冷めた目で見られることもあるかもしれないけど、その人それぞれがんばって生きているというような包み込むようなあたたかさがドラマの中にはあります。

wacciが歌う『どんな小さな』は、そういった牧野先生のことを表したような楽曲です。

あたたかく包み込み、肯定してくれる歌詞の内容になっています。

1番のAメロBメロで様々な問題を抱え人々を表現

どんな小さなの1番のAメロとBメロでは、聴く人がみんな「あるある」「私もそうだ」と共感したくなるような、人それぞれが悩みや問題を抱えている現状を表現しています。

自分の中ではとても苦しくて頑張っているけど、どうしても周りの目が気になってしまう。

周りと比べてしまいまた落ち込んでしまうというよくある現象を歌っています。

「認めたくない自分と 僕ら戦いながら」といった、自分の中にある自分の嫌いなところを何とかしたいといった葛藤をこのような歌詞で描いているのですね。

サビで「どんな小さな○○」でも大丈夫と背中を押してくれる

1番のサビに入ると、どんなに小さくても1歩前に進めば、小さな小さな勇気を持っていれば、昨日の自分よりも成長しているんだという応援歌に変わっていきます。

周りの人と違っていてもいいから、自分が思う1歩を歩み、自分が思う勇気を持って進み、その先には自分にしか咲かせることのできない花を咲かせることができるんだと背中を押してくれます。

この1番の表現だけでも、ドラマの牧野先生を映し出した歌詞だなぁと感じます。

また、ドラマを見ていない人にも同じように刺さる歌詞になっていますね。

2番のAメロBメロでは周りと自分の微妙な関係性を表現

2番に入ると、周りからの優しさが逆に辛い時もあるということを歌っています。

ありがたいんだけど、そっとしておいてほしいということは、誰しも経験したことがるのではないでしょうか。

誰も悪くはないけど、自分のメンタルがマイナス思考に偏ってしまっていて、周りの人と距離をとってしまいたくなる、そういうことはあることだと思います。

結構グサっと刺さってしまっている人も多いはずです。

知られたくないことも人それぞれあるので、そういったことを隠し持ちながらも、やっぱり周りの人からは好かれたい、愛されたいと思っている。

なかなか口には出しづらい感情を表現してくれていて、はっきりと歌ってくれるだけでも聴く人がすっきりするような歌詞の内容になっています。

2番のサビで放課後カルテの保健室を感じさせる表現

2番のAメロBメロで表現された人それぞれが抱える心の痛みも、それは一人で抱えて悩むことではないんだということを、2番のサビで教えてくれています。

この部分は特に放課後カルテのドラマの中の牧野先生を感じさせてくれる部分で、牧野先生が悩みを抱える子供たちに向けて歌っているような感覚になる歌詞になっています。

「ずっと味方でいるから そのまんまの君でいて」といった部分にとても大きな優しさを感じますし、個人的に一番ジーンと感動する部分です。

まとめ

今回は、wacciが歌う『どんな小さな』の歌詞の意味を考察してみました。

松下洸平さんが主演のドラマ『放課後カルテ』の主題歌ということで、歌詞の内容もドラマの内容を盛り込んだものになっていました。

小学校の保健室の先生である牧野先生の不器用な優しさ、牧野先生が直接口には出さないような優しさを、歌で表現してくれているよな感じがします。

またドラマを見ていない人でも、この歌は十分に心に刺さります。

多くの人が心に抱えていて人には言えないような悩みがあり、自分が好きになれない自分がいて、でもそのままでいいんだよと包み込むように受け入れてくれる、そんな意味を持つ歌詞になっています。

生きる人すべてに対しての応援歌ですよね。

いま実際に悩んでいる人には是非聴いてほしい、前向きになれる楽曲です。

是非、ドラマと一緒に『どんな小さな』の楽曲も楽しんでいきましょう。

歌詞考察,音楽

Posted by p-s