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Ado『愛して愛して愛して』MVがパクリで公開停止!オマージュしきれなかった理由は?

Adoさんが歌う『愛して愛して愛して』は、2023年に発売されたアルバム『Adoの歌ってみたアルバム』の中に収録された楽曲です。

『Adoの歌ってみたアルバム』は、Adoさん初となるカバーアルバムで、Adoさんに歌って欲しい楽曲を募り、その中から10曲を選んでAdoさんが歌った曲を収録したアルバムになっています。

その中の楽曲『愛して愛して愛して』は、2025年4月にMVも公開されています。

『愛して愛して愛して』は、元々はボカロPのきくおさんの楽曲になっていますが、2025年4月に公開されたMVがきくおさんのオリジナル楽曲のMVのクリエイティブの一部を無断で使用したとして、公開停止となりました。

「Adoの『愛して愛して愛して』のMVはパクリだったの」「大好きな作品だったのに」と、残念がるファンの人も多く、かなり話題となりました。

今回は、Adoさんが歌う『愛して愛して愛して』のMVは、どこがパクリと言われたのか、なぜ公開停止になったのかを紹介します。

Ado『愛して愛して愛して』のMVはパクリ?

ここからは、Adoさんの楽曲『愛して愛して愛して』のMVはパクリなのかどうかを紹介していきます。

Ado『愛して愛して愛して』MVはオリジナルのオマージュ

Adoさんの『愛して愛して愛して』のMVは、なぜパクリだと言われてしまったのでしょうか。

Adoさんの『愛して愛して愛して』のMVは、現在は公開停止になってしまっているので、実際に見て違いを検証することはできませんが、Adoさんの公式サイトでは次のように謝罪文を掲載しています。

このたび、2025年4月に公開したAdoの「愛して愛して愛して」のミュージックビデオ(以下、MV)におきまして、弊社による自主的な調査の結果、動画の赤卵氏とイラストのさしみやま氏のユニット「さしたま」様のクリエイティブの一部を無断で使用していたことが確認され、その対応として、弊社判断により公開を停止いたしました。

さしたま様、関係者の皆様、そしてファンの皆様にご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます。

もともと「愛して愛して愛して」はボカロP、きくお様の楽曲であり、さしたま様が制作されたオリジナルのMVが公開されておりました。

弊社は2023年にきくお様の承諾のもと、Adoによる「愛して愛して愛して」の“歌ってみた音源”を制作いたしました。そしてこのたび弊社がその音源のMVを制作するにあたり、さしたま様が制作したオリジナルのMVをオマージュする意図はあったものの、著作権に関する認識不足、および法務確認のプロセスを怠ったことにより、そのクリエイティブの一部を無断で使用してしまいました。

さしたま様には大変なご迷惑をおかけすることとなり、深く反省しております。弊社より直接謝罪を申し上げ 、今後の適切な対応について協議を進めております。

なお、本件はひとえに弊社の管理体制の不備によるものであり、Ado本人、および本MVの制作チーム(イラスト:沼田ゾンビ!?様、映像編集:Syamo.G様、文字デザイン:Haる様、映像制作:KZM様)は、制作過程において許諾取得の提案や法務確認の手続きを行う立場ではなく、本件の無断使用については一切関与しておりません。

ユニバーサル ミュージック合同会社

株式会社クラウドナイン

オリジナルの『愛して愛して愛して』は、楽曲はボカロPのきくおさんが制作しましたが、MVを制作したのは動画の赤卵さんとイラストのさしみやまさんのユニット「さしたま」が作ったものです。

Adoさん側の制作チームとしては、「さしたま」さんのMVのオマージュとして『愛して愛して愛して』のMVを作ったとしていますが、実際には作品の一部を無断で使用してしまったとしています。

オマージュを行うに辺り、必要な手続きというものがあって、それは制作者本人というよりも、会社が先頭に立って手続きを行うことになっているようですが、その手続きの中に不備があったとのことでした。

MVをオマージュして制作するということはよくあることで、世の中にもたくさんそういった作品はあります。

ほとんどのそういった作品は問題なく、見ている側もオマージュしている部分を見つけては楽しんでいますが、今回のように問題が起きることも時折見られることも事実です。

そこには法的な問題も出てくるため、オマージュというのは面白いですが慎重に事を進めなければいけないんだなと改めて感じます。

MVのどの部分がパクリだったのか

このように、オリジナルの作品と似た部分があることは、両方のMVを見ればすぐに気づくようで、「あれっ」と思った人も多いようです。

ただ見てる側はオマージュとしてセーフの範囲だと思っていますし、どこまでが大丈夫でどこからがダメなのかということは分かりませんよね。

オマージュ作品に関して、どの程度明確な基準があるのかは分かりませんが、とにかくオマージュする側が、される側の人と密に確認を取り合って、きちんとした手順をとっていれば、パクリっぽく見えても大丈夫なんではないかと思います。

お互いに気持ちよく話が進んでいれば、問題はないんじゃなかなと思いますね。

まとめ

今回は、Adoさんの『愛して愛して愛して』がパクリと言われてしまったのはなぜなのか、本当にパクリなのかどうかを紹介しました。

実際には、Adoさん側の会社としては、オリジナルのオマージュのつもりで話を進めていたようですが、その手続きに不備があり、今回の公開停止に至ったようですね。

作品としては素晴らしいものだったようなので、また見れるようになるといいですね。

エンタメ,音楽

Posted by p-s