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『点.mp4』歌詞の意味を考察!ボカロP安見すやがv_flowerで制作した楽曲

『点.mp4』は、ボカロP・作詞作曲家の安見すやによるオリジナル楽曲で、2024年2月23日に発表されました。

VOCALOID(ボーカロイド)のv_flowerを歌声にフィーチャーした作品となっています。

リリースが2024年にも関わらず、2026年に入って改めて流行り始めています。

そんな安見すやさんの楽曲『点.mp4』の歌詞の意味を考察していきます。

『点.mp4』歌詞の意味を考察

ここからは、安見すやさんの楽曲『点.mp4』の歌詞の意味を考察していきます。

言葉遊びと評価社会への皮肉

何言ってんの 二転三転してんぞ
数えてみせろ You’ve gotten rotten dots
七転八倒 発展ない低層
急転直下 混じってんだって
8 9 点

この歌詞の中には、1点~10点までの言葉が入っています。

言ってんの=1点

二転三転=2点3点

してんぞ=4点

gotten rotten=5点6点

七転八倒=7点8点

急転直下=9点

混じってん=10点

そして89点の後には、「いい例文」という歌詞が続きますが、

いい例文=イレブン=11点

ここに11点目が隠れています。

そして89点と11点を足すとちょうど100点

ここから次の歌詞「狙えよ百点満点を」に繋がるようになっています。

そしてここの部分の歌詞には、

二転三転=意見がコロコロ変わるネット世論

rotten dots=腐った点=歪んだ評価/アンチコメント

七転八倒=バズや炎上に振り回される状態

8 9点=「高得点だけど満点じゃない」微妙な評価

といった評価社会への皮肉が込められています。

SNSでは全てが“点数化”されますが、でもその点は本当に正しいのか?という問いのようです。

やべぇよw通知止まんねえw
四つ打ち たまんねぇ〜
回ってく数字

これは

バズ

再生数

いいね数

通知地獄

を表現しています。

四つ打ち=クラブミュージック=身体はノっている、でも数字に踊らされている。

快感と消費の同時進行している様子です。

魚のように 鳥のように エンタメの為 炒められて 商品としての賞味/消費も承知

魚=焼かれる

鳥=捌かれる

炒められる=加工される

= クリエイターや楽曲が消費される存在であることを自覚していますね。

漢字の中に点がいっぱい入っていることもすごいですが、「賞味」と「消費」の言葉遊びも面白いです。

PPPHが原点にして頂点

PPPHは「パンパパンヒュー」的なオタク現場のコールです。

原点=オタク文化の始まり

頂点=今も熱量の核

つまり、ネット文化のルーツと現在の頂点は同じ熱狂にあるというメッセージにも見えます。

レ点濁点句読点 動き回れ点P 支点力点作用点 最後は祈れ 天に

レ点=チェック

濁点=音の変化

句読点=文章の終わり

支点・力点・作用点=物理用語

打点・K点=スポーツ

始点・終点・通過点=人生

点は「評価」だけでなく、物事の“意味の発生地点”でもあることを示しています。

すぐそこに 技術的特異点

これはAIやテクノロジーの進化を示唆していて、

もうすぐ人間を超える技術

クリエイターの立場はどうなる?

という不安も混ざっているように感じます。

曲がハネて 晴れて人気になる分岐点

バズるか埋もれるか

常時クソバズるか

ジグソーパズルか(バラバラな断片か)

バズが全てを決める世界を表現しています。

「点」→「転」→「天」

最終的に人間ができることは祈ることだけ。

バズも評価も時代の転換も、最終的には運であることを歌っています。

まとめ

今回は、安見すやさんの楽曲『点.mp4』の歌詞の意味を考察してきました。

この楽曲は、

ネット時代の評価社会
バズと消費の構造
クリエイターの焦燥
情報の断片化
技術進化への不安

といったことを、「点」という言葉で畳みかけて歌っています。

現代社会への皮肉を歌いながらも、言葉遊びで楽しませる、とても考えられた楽曲になっています。

歌詞考察,音楽

Posted by p-s